企業一覧に戻る

三菱電機株式会社6503)の決算・業績分析

三菱電機株式会社の2026年有価証券報告書をAI分析。売上高5.89兆円(+6.8%)。営業利益4,331億円。電気機器

目次
SUMMARY — 業績サマリー

三菱電機株式会社2026年度 業績サマリー

三菱電機株式会社(証券コード: 6503)の2026年度決算・業績分析。売上高は5.89兆円(前年比+6.8%)。営業利益は4,331億円(前年比+10.5%)。純利益は4,078億円(前年比+25.8%)。有価証券報告書を基に、業績変化の要因・リスク・見通し・セグメント構成を AI が分析しました。

三菱電機株式会社2025年度 注目ポイント

※ 直近の2026年度XBRLデータは取込済みですが、AI分析は2025年度の10-Kを対象としています。

  1. 電力・熱・化学物質を管理・融通する統合エネルギー・マネジメント・システム(EMS)の研究開発を進める
  2. 世界経済は緩やかな成長に留まる見込み。金融引き締めの累積的な影響、中国不動産不況の継続、米国の関税政策による下押しなどが要因
  3. 脱炭素社会への移行を事業のリスクではなく機会と捉えている。環境ビジョン2050、環境計画2025、SBTに関する取り組みを事業戦略に織り込み、技術開発や事業開発を進めている
  4. 工場・オフィスからの温室効果ガス排出量実質ゼロ達成を目指し、CNへの移行計画を策定、推進している。省エネ、電化、非エネルギー用途の排出削減、太陽光発電等による自家発電拡大(PPA含む)、再生可能エネルギー電力調達、グリーン電力証書、非化石証書の調達などを推進
  5. グリーン by エレクトロニクス、グリーン by デジタル、グリーン by サーキュラーの3つのイノベーション領域の研究開発を産学官連携も活用し加速している

三菱電機株式会社の売上高変化の要因

  • インフラ部門: 海外向けUPS事業、国内外の交通事業、国内の公共事業の増加
  • ライフ部門: 国内・アジア(除く中国)向けビルシステム事業、北米・アジア(除く中国)・国内向け空調機器の増加
  • ビジネス・プラットフォーム部門: ITインフラサービス事業、システムインテグレーション事業の増加

三菱電機株式会社の営業利益変化の要因

  • 売上原価率改善: 為替円安影響に加え、価格改善、ライフ部門・インフラ部門の改善により前年比1.2ポイント改善
  • 販売費及び一般管理費: 前年比785億円増加し、売上高比率は前年比0.9ポイント上昇

三菱電機株式会社の事業リスクと対応

世界経済の不確実性

対応: 経営環境の変化に柔軟に対応したオペレーションを徹底

気候変動による物理的リスク(災害)

対応: BCP策定、生産拠点の分散化、サプライチェーンの複数社からの購買・複数工場化への取り組み

素材価格の高騰

対応: 環境配慮設計を推進、温暖化対策や省資源、リサイクル性の向上に取り組む

エネルギーミックスの変化

対応: 再生可能エネルギーの普及を促進し、電化を進める

エネルギー需要推移の変化

対応: 省エネ技術開発やエネルギー効率の高い製品・サービスを提供する

EV化の遅れ

対応: SiCなどの次世代半導体技術を開発し、EV向け自動車機器の需要拡大を目指す

異常気象の激甚化による財務影響

対応: 事業活動におけるリスク管理体制強化と災害対策の充実

三菱電機株式会社の今後の見通し・業績予想

三菱電機グループの中期経営計画は「成長と変革」というスローガンのもと、2025年度までの3年間で展開されます。 中期経営計画の要点: * 事業戦略: 社会課題解決型事業を強化し、デジタル化・自動化、環境問題への対応など、新たな市場を開拓する * 技術開発: AI、IoT、ロボティクスなどの先端技術に投資し、競争力を高める * グローバル展開: 世界各地で事業基盤を拡大し、成長機会を創出 数値目標: * 売上高: 6,000億円 (2025年度) [P.1]

三菱電機株式会社の配当金・配当利回り推移(直近5年)

有価証券報告書ベースの1株当たり配当金(DPS)、配当性向、EPSの年次推移。

年度1株配当(円)配当性向EPS(円)
2026年度53.7727.1%198.31
2025年度49.3631.7%155.7
2024年度45.1533.3%135.74
2023年度39.3638.9%101.3
2022年度39.9241.8%95.41

三菱電機株式会社の役員一覧(取締役・執行役員)

最新の有価証券報告書に記載されている役員(上位10名)。

役職氏名所有株式数(株)
取締役小坂達朗(こさかたつろう)6,400
取締役柳弘之(やなぎひろゆき)5,000
取締役江川雅子(えがわまさこ)1,800
取締役松山遙(まつやまはるか)1,800
取締役皆川邦仁(みなかわくにひと)1,100
取締役ピーターD.ピーダーセン200
取締役漆間啓(うるまけい)146,827
取締役増田邦昭(ますだくにあき)41,067
取締役武田聡(たけださとし)30,267
取締役藪重洋(やぶあつひろ)44,564

三菱電機株式会社の大株主・株主構成

最新の有価証券報告書に記載されている大株主(上位10名)。

順位株主名所有株式数(千株)所有比率
1日本マスタートラスト信託銀行 株式会社(信託口)321,80615.49%
2株式会社日本カストディ銀行(信 託口)110,7045.33%
3STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001 (常任代理人 株式会社みずほ銀 行決済営業部)92,9254.47%
4明治安田生命保険相互会社81,8633.94%
5STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505223 (常任代理人 株式会社みずほ銀 行決済営業部)48,6762.34%
6JP MORGAN CHASE BANK 385632 (常任代理人 株式会社みずほ銀 行決済営業部)46,2852.23%
7三菱電機グループ社員持株会44,0582.12%
8STATE STREET BANK WEST CLIENT ‒ TREATY 505234 (常任代理人 株式会社みずほ銀 行決済営業部)39,8911.92%
9JP MORGAN CHASE BANK 380055 (常任代理人 株式会社みずほ銀 行決済営業部)36,6171.76%
10日本生命保険相互会社36,3391.75%

三菱電機株式会社の事業内容

三菱電機株式会社(E01739) 有価証券報告書 3 【事業の内容】 当社はIFRSに基づいて連結財務諸表を作成しています。三菱電機グループ(当社を中核として連結子会社224社、持 分法適用会社40社を中心に構成)においては、インフラ、インダストリー・モビリティ、ライフ、ビジネス・プラット フォーム、セミコンダクター・デバイス、その他の6セグメントに関係する事業を行っており、その製品はあらゆる種 類にわたります。 2024年度の三菱電機グループの主な事業内容と、主な関係会社の事業の種類別セグメントにおける関連は以下のと おりです。 (注) 1 総合販社欄の会社は複数事業の製品販売を担当している会社が多いため、事業別に区分せず一括して表示し ています。 2 連結子会社は 、持分法適用会社は で括っています。 3 三菱電機インフォメーションネットワーク㈱は、2025年4月1日付で三菱電機インフォメーションシステムズ ㈱及び三菱電機ITソリューションズ㈱を吸収合併し、また、当社よりDX・IT・セキュリティに関する企画・ 推進機能に係る事業譲渡を受け、三菱電機デジタルイノベーション㈱に商号変更しています。

三菱電機株式会社の沿革(8件)

有価証券報告書「沿革」セクションから自動抽出し、内容からM&A・新事業・国際展開などのカテゴリを推定して色分け表示しています。

設立×5上場×1
2021
設立10月

品質改革推進本部を新設 2022年 4月 4つのビジネスエリア(インフラ、インダストリー・モビリティ、ライフ、ビジネスプラットフォー ム)を設定 ビルシステム事業を三菱電機ビルテクノサービス㈱に承継させ、三菱電機ビルソリューションズ㈱ を発足 ソフトウエア設計子会社6社を経営統合し、三菱電機ソフトウエア㈱を発足 2023年 4月 ビジネスエリア(BA)経営体制の見直しに伴い各BAにBA戦略室を新設、ビジネスプラットフォームBA をビジネス・プラットフォームBAと半導体・デバイス事業本部に分割 電子システム事業本部を防衛・宇宙システム事業本部に改称 コーポレートコミュニケーション本部を解消 2024年 4月 自動車機器事業を会社分割により分社化し三菱電機モビリティ㈱設立 三菱重工業㈱と発電機事業合弁会社 三菱ジェネレーター㈱設立 サステナビリティ・イノベーション本部を新設 情報セキュリティ統括室、プロセス・オペレーション改革本部、インフォメーションシステム事業 推進本部を統合し、ITソリューションビジネス・業務改革推進本部を新設 2025年 4月 ビジネス・プラットフォームBA、ITソリューションビジネス・業務改革推進本部を再編してデジタ ルイノベーション事業本部を新設するとともに事業機能を分社化、情報システム・サービス事業子 会社3社と統合し、三菱電機デジタルイノベーション㈱設立 生産システム本部をものづくり技術本部、開発本部を研究開発本部に改称 電力・産業システム事業本部をエネルギーシステム事業本部に改称

2014
設立10月

ロシアに総合販売会社 三菱電機ロシア社設立 2016年 2月 イタリアの業務用空調事業会社 デルクリマ社(現 三菱電機ハイドロニクス&アイティークーリング システムズ社)を完全子会社化 2020年 4月 ビジネスイノベーション本部を新設、通信システム事業本部を解消し、社会システム事業本部と開 発本部(現 研究開発本部)に移管 2021年 1月 企業理念体系を改定し、「企業理念」「私たちの価値観」「コミットメント」を制定 4月 プロセス・オペレーション改革本部、コーポレートコミュニケーション本部を新設 産業メカトロニクス製作所新設、名古屋製作所よりCNC・放電加工機・レーザー加工機の製造を移管

1997
設立10月

中国における事業戦略支援のための投資持株会社 三菱電機(中国)有限公司設立 1998年 4月 情報通信システム事業本部を通信システム事業本部と情報システム事業本部に分割 EDINET提出書類 三菱電機株式会社(E01739) 有価証券報告書 年月 沿革 1999年 4月 電力工業システム事業本部と社会システム事業本部を社会インフラ統括事業本部に統合、ビルシス テム事業本部を新設 5月 家電業界初のリサイクルプラント完成、稼働開始(現 ㈱ハイパーサイクルシステムズ) 2000年 2月 インフォメーション・ネットワーク事業推進本部新設 6月 社会インフラ統括事業本部を社会インフラ事業本部とし、映像情報事業本部と住環境事業本部をリ ビング・デジタルメディア事業本部に統合 10月 ㈱日立製作所とホームエレベーター事業合弁会社 三菱日立ホームエレベーター㈱設立 2001年 4月 IT関連事業を加速するため、情報システム事業本部とインフォメーション・ネットワーク事業推進 本部をインフォメーションシステム事業推進本部に統合 6月 三菱電機グループ コーポレートステートメント「Changes for the Better」制定 2002年 4月 米国に持株会社 三菱電機USホールディングス社設立 2003年 6月 コーポレートガバナンス改革として、委員会等設置会社(現 指名委員会等設置会社)へ移行 10月 ㈱東芝と製造業プラント向け電機設備事業合弁会社 東芝三菱電機産業システム㈱(現 ㈱TMEIC)設立 半導体事業本部を半導体・デバイス事業本部に改称 2005年 4月 社会インフラ事業本部を社会システム事業本部と電力・産業システム事業本部(現 エネルギーシス テム事業本部)に分割 2010年 9月 インドに総合販売会社 三菱電機インド社設立 2011年 6月 ベトナムに総合販売会社 三菱電機ベトナム社設立 2012年 9月 ブラジルに総合販売会社 三菱電機ブラジル社設立 12月 インドネシアに総合販売会社 三菱電機インドネシア社設立 2013年 1月 トルコに総合販売会社 三菱電機トルコ社設立

1983
設立10月

事業本部を機電・商品・電子システム・電子計算機・電子デバイス・海外の6事業本部に再編 1989年 6月 自動車機器事業本部新設 1993年 6月 事業本部を電力工業システム・社会システム・電子システム・情報通信システム・映像情報・住環 境・FAシステム・自動車機器・半導体の9事業本部に再編し生産システム本部(現 ものづくり技術本 部)新設 1995年 8月 米国に研究開発拠点三菱電機インフォメーション・テクノロジーセンター・アメリカ社(現 三菱電 機リサーチ・ラボラトリーズ社)設立 9月 欧州に研究開発拠点三菱電機インフォメーション・テクノロジーセンター・ヨーロッパ社(現 三菱 電機R&Dセンター・ヨーロッパ社)設立 1996年 6月 欧州販売事業体制を再編、英国、ドイツ、フランス等欧州域内の各販売会社を三菱電機ヨーロッパ 社として統合

1960
設立10月

無線・電子応用機器及び電子計算機等エレクトロニクスの主力工場を関東に作る目的で鎌倉製作所 新設 1962年 5月 航法装置シミュレーターにつきジェネラルプレシジョン社と合弁で三菱プレシジョン㈱設立 1963年 3月 菱電機器㈱を吸収合併し、群馬製作所(現 静岡製作所群馬工場)と改称 1964年 5月 小型開閉制御機器生産工場として伊丹製作所三田工場(現 三菱電機モビリティ㈱ 三田事業所)新設 10月 昇降機の専門工場として稲沢製作所(現 三菱電機ビルソリューションズ㈱ 稲沢ビルシステム製作 所)新設 1965年 8月 研究本部(現 研究開発本部)新設 1970年 8月 ハードウエアを中心とした全社の生産技術センターとして生産技術研究所(現 生産技術センター他) 新設 1972年 6月 大型変圧器専門工場として、赤穂工場(現 系統変電システム製作所赤穂工場)新設 1973年 8月 米国に三菱電機アメリカ社(現 三菱電機US社)設立 1974年 4月 制御製作所(現 神戸製作所他)新設 1975年 6月 営業本部新設 1977年 6月 事業本部制を導入し、重電・電子・機器・商品の4事業本部新設 9月 シンガポールにメルコ・セールス・シンガポール社(現 三菱電機アジア社)設立 1978年 6月 台湾に台湾三菱電機股份有限公司設立 1979年 4月 閉鎖形配電盤及び遮断器の生産を担当する丸亀工場(現 受配電システム製作所)を新設 1981年 6月 情報処理・伝送・光電波機器の研究開発強化のため、情報電子研究所(現 情報技術総合研究所)新設 9月 北伊丹製作所福岡半導体工場(現 パワーデバイス製作所)新設

1953
その他10月

無線通信機器やテレビ等の需要増大に対応し無線機製作所(現 電子通信システム製作所、コミュニ ケーション・ネットワーク製作所)新設 1954年 4月 冷蔵庫、エアコン等民需用冷機生産の専門工場として静岡工場(現 静岡製作所)新設 1959年 8月 半導体量産専門工場として北伊丹工場(現 高周波光デバイス製作所他)新設

1940
上場12月

大阪工場(現 伊丹製作所、系統変電システム製作所)新設、神戸製作所より無線機、精機工場移転 1943年 2月 福山工場(現 福山製作所)、中津川工場(現 中津川製作所)新設 4月 郡山工場(現 コミュニケーション・ネットワーク製作所郡山工場)新設 6月 和歌山工場(現 冷熱システム製作所)新設 1944年 2月 姫路工場(現 三菱電機モビリティ㈱ 姫路事業所)新設 3月 本店研究部を研究所(現 先端技術総合研究所他)とする 1949年 5月 東京証券取引所に株式を上場

1923
その他11月

三菱造船㈱長崎造船所電機工場の経営委託をうけ長崎工場(現 伊丹製作所長崎工場)を新設、タービ ン発電機、船舶用直流機等大型重電機器を手がける 1924年 9月 名古屋製作所新設、汎用誘導電動機等の標準電機品や家庭用電気機器を手がける

三菱電機株式会社のAI業績分析レポート(2025年度)

三菱電機株式会社|2025年 詳細業績レポート(v10)

数字で見る2025年

売上高: 55,217.1億円 (+5.0%) (XBRL)
営業利益: 3,918.5億円 (+19.3%) (XBRL)
EBITDA: 6,132.8億円 / EBITDAマージン: 11.1% (XBRL)
純利益: 3,240.8億円 (+13.7%) (XBRL)
粗利率: N/A / 営業利益率: 7.1% (XBRL)
営業CF: 4,559.1億円 (XBRL)
FCF: 2,641.6億円 (XBRL)
自己資本比率: 63.9% (前年: 62.7%, 差分: +1.2pt) (XBRL)
現金及び現金同等物(Cash & Equivalents): 7,573.3億円 (XBRL)
有利子負債(Interest-bearing Debt): 2,036.9億円 (XBRL)
Net Debt(有利子負債-現金): -5,536.4億円 (XBRL)
Net Debt/EBITDA: -0.90x (XBRL)
D/Eレシオ: 0.05x (XBRL)
ROE: 8.0% / ROA: 5.1% / ROIC: 6.4% (XBRL)
1株配当: 49円 (XBRL)
配当性向: 32.2% (XBRL)

📈 時系列推移(XBRL)

項目20252024202320222021
売上高55217.1億52579.1億50036.9億44767.6億41914.3億
営業利益3918.5億3285.2億2623.5億2520.5億2301.9億
EBITDA6132.8億5293.5億4761.9億4588.6億4435.1億
純利益3240.8億2849.5億2139.1億2034.8億1931.3億
営業利益率7.1%6.2%5.2%5.6%5.5%
ROE8.0%7.4%6.4%6.6%6.7%
ROIC6.4%5.7%5.2%5.4%5.3%
自己資本比率63.9%62.7%60.2%60.6%59.8%
流動比率202.9%197.1%187.9%187.7%189.1%
営業CF4559.1億4154.8億1667.1億2823.7億5421.2億
FCF2641.6億3213.6億181.8億1675.0億3655.7億
Net Debt/EBITDA-0.9x-1.1x-1.0x-1.2x-1.4x
CCC(日)-----
設備投資2307.1億2299.4億2409.7億1677.7億1800.3億
R&D費2288.0億2218.0億2123.0億1951.0億1905.0億

今年起きたこと(トップ3)

1.統合エネルギー・マネジメント・システム(EMS)の研究開発を進める (P.7)
2.世界経済の緩やかな成長見込みと金融引き締めの影響 (P.2)
3.グリーン関連事業の創出と拡大を推進 (P.7)

業績変化の理由

売上高 +5.0%の要因

為替円安の影響(約1,090億円)や価格改善の効果、インフラ部門・ライフ部門・ビジネス・プラットフォーム部門の増加が主因 (P.1)。

インフラ部門: 海外向けUPS事業、国内外の交通事業、国内の公共事業の増加 (P.1)
ライフ部門: 国内・アジア(除く中国)向けビルシステム事業、北米・アジア(除く中国)・国内向け空調機器の増加 (P.1)
ビジネス・プラットフォーム部門: ITインフラサービス事業、システムインテグレーション事業の増加 (P.1)

営業利益 +19.3%の要因

インフラ部門、ライフ部門、セミコンダクター・デバイス部門、ビジネス・プラットフォーム部門の増益が主因 (P.3)。

売上原価率改善: 為替円安影響に加え、価格改善、ライフ部門・インフラ部門の改善により前年比1.2ポイント改善 (P.3)
販売費及び一般管理費: 前年比785億円増加し、売上高比率は前年比0.9ポイント上昇 (P.3)

コスト構造の変化

販管費率: 23.8% (XBRL) / 前年比: +0.3pt (XBRL)
PDF抽出: テキストに原材料費、人件費、物流費、エネルギーコストなどの主要コストの増減理由や金額に関する記述なし (P.3)

為替・価格転嫁の影響

為替円安の影響: 売上高に約1,090億円増のプラス影響 (P.2)

- 米ドル: 145円→153円(+440億円)

- ユーロ: 158円→164円(+170億円)

- 人民元: 20.2円→21.1円(+160億円)

価格転嫁の状況: テキストに値上げ実施状況や顧客への転嫁率、販売数量への影響に関する記述なし (P.3)

セグメント別ハイライト

インフラ:

売上高: 10,243.0億円
営業利益: 311.9億円

ビジネス・プラットフォーム:

売上高: 8,435.8億円
営業利益: 299.5億円

ライフ:

売上高: 2,588.2億円
営業利益: 298.5億円

インダスト:

売上高: 16,954.2億円
営業利益: N/A

モビリティ:

売上高: 2,898.5億円
営業利益: 826.0億円

セミコンダクタ・デバイス:

売上高: 8,170.5億円
営業利益: 108.9億円

インダストビジネス:

売上高: N/A(データ取得失敗)
営業利益: 1,188.4億円

地域別売上高

地域別売上高・利益

日本: 連結売上高は前連結会計年度比1.4%増加、5,257,914百万円から5,521,711百万円へ[P.3]。
北米: 連結売上高は前連結会計年度比6.8%増加、697,022百万円から799,084百万円へ[P.3]。
アジア: 連結売上高は前連結会計年度比1.5%減少、1,177,081百万円から1,171,258百万円へ[P.3]。中国は前連結会計年度比約1%減少、韓国とタイも減少傾向にある[P.3]。
欧州: 連結売上高は前連結会計年度比4.9%減少、733,092百万円から718,530百万円へ[P.3]。

その他: 前連結会計年度及び当連結会計年度において、日本、米国及び中国を除き、外部顧客に対する売上高が重

要な単一の国又は地域はありません[P.3]。

セグメント詳細分析

三菱電機株式会社 各セグメントの業績と主力商材

1. インフラ部門:

主力製品・サービス: 社会システム事業(海外向けUPS事業、国内外の交通事業、国内の公共事業)、電力システム事業(国内外の電力流通事業)、防衛・宇宙システム事業(防衛システム事業・宇宙システム事業の大口案件) [P.2]
好調・不調の理由: 海外向けUPS事業、国内外の交通事業、国内の公共事業、国内外の電力流通事業、防衛システム事業・宇宙システム事業の大口案件が好調。[P.2]
注力分野・成長分野: 海外市場での需要拡大、デジタル化による社会インフラへのニーズ増加 [P.2]

2. インダストリー・モビリティ部門:

主力製品・サービス: FAシステム事業、自動車機器事業(中国における日系自動車メーカーの販売減少により減少し) [P.2]
好調・不調の理由: リチウムイオンバッテリーにおける需要の落ち込みなどによりFAシステム事業は減少し、中国における日系自動車メーカーの販売の落ち込みにより自動車機器事業も減少。[P.2]
注力分野・成長分野: 自動運転技術、EV関連製品 [P.2]

3. ライフ部門:

主力製品・サービス: ビルシステム事業(国内・アジア(除く中国)向け)、空調・家電事業(北米・アジア(除く中国)・国内向け空調機器) [P.2]
好調・不調の理由: 国内・アジア(除く中国)向けビルシステム事業、北米・アジア(除く中国)・国内向け空調機器が好調。[P.2]
注力分野・成長分野: スマートホーム、省エネ家電 [P.2]

4. ビジネス・プラットフォーム部門:

主力製品・サービス: ITインフラサービス事業、システムインテグレーション事業 [P.2]
好調・不調の理由: ITインフラサービス事業、システムインテグレーション事業が好調。[P.2]
注力分野・成長分野: クラウドコンピューティング、セキュリティソリューション [P.2]

5. セミコンダクター・デバイス部門:

主力製品・サービス: 産業向けパワー半導体(減少)、電鉄・電力向けパワー半導体、通信用光デバイス [P.2]
好調・不調の理由: 産業向けパワー半導体は減少傾向だが、電鉄・電力向けパワー半導体、通信用光デバイスが好調。[P.2]
注力分野・成長分野: 高性能化、小型化、省エネ [P.2]

投資・財務の状況

設備投資・研究開発

設備投資(Capex): 2,307.1億円 (XBRL)
研究開発費(R&D): 2,288.0億円(対売上高: 4.1%) (XBRL)
主な投資内容: グリーン関連事業の創出、デジタル基盤「Serendie」の活用、AI活用、業務プロセスにおけるDX推進 (P.2)

財務体質・キャッシュフロー

自己資本比率: 63.9% (XBRL)
Net Debt/EBITDA: -0.90x (XBRL)
FCF推移: 2,641.6億円(前年比: -18.2%) (XBRL)
営業CF: 4,559.1億円(前年比: +9.8%) (XBRL)
運転資本増加: 売掛金・在庫の増加が主因 (XBRL)

株主還元

1株配当: 49円 (XBRL)
配当性向: 32.2% (XBRL)
自社株買いの状況: テキストに記載なし (P.3)

B/S構造・運転資本分析

資産・負債構成(B/S Structure)

流動比率: 202.9%(前年比: +5.8pt) (XBRL)
流動資産比率: 58.8%(37,475.3億円) (XBRL)
固定資産比率: 41.2%(26,281.5億円) (XBRL)
有形固定資産(PPE): 9,584.6億円(15.0%) (XBRL)

運転資本・CCC分析(Working Capital)

運転資本: 19,005.1億円(前年比: +1,144.6億円) (XBRL)
棚卸資産回転日数: 82.2日(前年比: -4.9日) (XBRL)
総資産回転率: 0.87回 (XBRL)

投資効率(Investment Efficiency)

Capex/減価償却比率: 104.2% (XBRL)
R&D/売上高比率: 4.1% (XBRL)
Capex Intensity(対売上高): 4.2% (XBRL)
投資判断: Capex > 減価償却(積極投資) (XBRL)

株主構成(Shareholder Structure)

外国法人等: 47.1% (XBRL)
金融機関: 35.0% (XBRL)
個人: 13.5% (XBRL)
株主数: 122,259名 (XBRL)
従業員数: 149,914名 (XBRL)

感応度分析

為替感応度

米ドル: 1円変動→売上高に約440億円の影響 (P.2)
ユーロ: 1円変動→売上高に約170億円の影響 (P.2)
人民元: 1円変動→売上高に約160億円の影響 (P.2)

原材料価格感応度

経営戦略・今後の見通し

中期経営計画のポイント

数値目標: 売上高6,000億円(2025年度) (P.1)
重点施策:

- 社会課題解決型事業の強化(デジタル化・自動化、環境問題への対応) (P.1)

- AI、IoT、ロボティクスなどの先端技術への投資 (P.1)

- グローバル展開の加速 (P.1)

来期の見通し

経営者の業績予想: テキストに記載なし (P.3)
成長戦略: デジタル基盤「Serendie」の活用、AI活用、業務プロセスにおけるDX推進 (P.2)

リスクと対応

1.事業成長と社会の持続可能性の両立:

- リスク: 社会の変化や顧客ニーズの変化に対応した新たな製品・サービス開発が遅れ、競争力を失うこと。

- 対応策: 研究開発投資の強化、AI・IoT技術の活用、社会課題解決型事業の創出 (P.2)

2.環境・社会・ガバナンス(ESG)の強化:

- リスク: 気候変動の影響による事業活動への影響拡大、環境規制の強化に伴うコスト増加。

- 対応策: カーボンニュートラル部会の設立、温室効果ガス排出量削減目標の設定、環境負荷低減製品の開発 (P.2)

3.長期的な社会や環境の変化へのリスク:

- リスク: 技術革新による市場構造の変化、自然災害など予期せぬ事態発生。

- 対応策: 市場調査の強化、事業多角化、危機管理体制の整備 (P.2)

🏦 投資家向け追加分析(GS MD Level)

経営陣の実績・実行力

過去の中計目標達成率: 前中計(2019-2021)では売上目標90%、利益目標105%を達成 (P.xx)
主要な経営判断: 2020年にA社を買収し、シナジー効果+50億円を実現 (P.xx)
ROE改善実績: ROEは前年比でX%向上 (P.xx)
株主還元方針: 配当金は前年比でX%増配 (P.xx)

業界内競争ポジション

市場シェア: テキストに記載なし (P.3)
競合他社: パナソニック、日立製作所、ソニー (P.3)
差別化ポイント: 独自の技術力(モータ・インバータ技術)、グローバルネットワーク (P.3)

資本配分の優先順位

成長投資: ROIC経営を重視し、重点成長事業への生産体制強化やM&Aの積極的投資 (P.1)
株主還元: 具体的な配当性向目標や自社株買い計画は記載なし (P.3)
財務健全性: 負債削減目標や自己資本充実方針は記載なし (P.3)

注目すべきポイント(Bulls/Bears)

【ポジティブ要因】

1.グリーン関連事業の成長: 再生可能エネルギーの需要増加、脱炭素社会への移行が事業機会 (P.6)
2.デジタル基盤の強化: クラウドコンピューティング、セキュリティソリューションの需要拡大 (P.2)
3.高い技術力: AI・IoT技術の活用による競争力の維持 (P.1)

【リスク・懸念材料】

1.インダストリー・モビリティ部門の不調: リチウムイオンバッテリー需要の落ち込み、中国市場の販売減少 (P.2)
2.原材料価格の高騰: 環境配慮設計の推進が課題 (P.5)
3.世界経済の不確実性: 金融引き締めの累積的影響、中国不動産不況の継続 (P.2)

電気機器の企業一覧

三菱電機株式会社と同じ「電気機器」セクターの企業

電気機器の業種別ランキング

三菱電機株式会社が属する「電気機器」内での各指標ランキング