稲畑産業株式会社(8098)の決算・業績分析
稲畑産業株式会社の2026年有価証券報告書をAI分析。売上高8,327億円。営業利益262億円。卸売業。
目次
稲畑産業株式会社の2026年度 業績サマリー
稲畑産業株式会社(証券コード: 8098)の2026年度決算・業績分析。売上高は8,327億円。営業利益は262億円。純利益は206億円。有価証券報告書を基に、業績変化の要因・リスク・見通し・セグメント構成を AI が分析しました。
稲畑産業株式会社の従業員数(提出会社単体)は667人、 平均年収は984万円、平均年齢41歳、平均勤続年数13.4年です。平均年収は有価証券報告書の提出会社(単体)ベースで、持株会社の場合はグループ全体の平均と大きく異なることがあります。
稲畑産業株式会社の2026年度 注目ポイント
- 化学品専門商社、住友化学系。化成品・電子材料・モビリティ・ライフサイエンスの4セグメント。海外比率高
- 総資産 4,981億、ROE 9.3%、化学品商社として安定収益
稲畑産業株式会社の売上高変化の要因
- •営業利益+1.3%・純利益+4.0% で増益基調維持
- •ROE 9.3% で化学品商社として高水準
- •電子材料事業堅調、半導体市況回復の追い風
- •営業CF 211億で安定キャッシュ創出
- •包括利益 390億 > 純利益 206億、為替・株式評価益で底上げ
- •売上▲0.6% で微減、化学品市況軟化
稲畑産業株式会社の営業利益変化の要因
- •売上▲0.6% で微減、化学品市況軟化
稲畑産業株式会社の事業リスクと対応
化学品市況変動リスク、原材料価格連動
対応: 価格転嫁・分散調達
電子材料事業の半導体市況連動
対応: 顧客分散
為替変動リスク(海外売上比率高)
対応: 為替予約
競合(長瀬産業・JNC・日立ハイテク)との価格競争
対応: 技術付加価値
中国半導体規制・地政学リスク
対応: 顧客分散
稲畑産業株式会社の今後の見通し・業績予想
稲畑産業株式会社の配当金・配当利回り推移(直近5年)
有価証券報告書ベースの1株当たり配当金(DPS)、配当性向、EPSの年次推移。
| 年度 | 1株配当(円) | 配当性向 | EPS(円) |
|---|---|---|---|
| 2026年度 | 129.02 | 33.5% | 384.84 |
| 2025年度 | 125.67 | 34.5% | 363.9 |
| 2024年度 | 119.08 | 32.9% | 362.17 |
| 2023年度 | 130.44 | 38.0% | 343.31 |
| 2022年度 | 72.62 | 19.4% | 374.23 |
稲畑産業株式会社の役員一覧(取締役・執行役員)
最新の有価証券報告書に記載されている役員(上位10名)。
| 役職 | 氏名 | 所有株式数(株) |
|---|---|---|
| 代表取締役 社長執行役員 | 稲畑勝太郎 | 467 |
| 代表取締役 専務執行役員 情報電子セグメント担当 生活産業セグメント担当補佐 北東アジア地区担当 | 赤尾豊弘 | 17 |
| 代表取締役 専務執行役員 管理部門全般担当 | 横田健一 | 13 |
| 取締役 | 重森隆志 | - |
| 取締役 指名・報酬委員会委員長 | 萩原貴子 | - |
| 取締役 | 長南収 | - |
| 取締役 | 末川久幸 | - |
| 取締役(監査等委員) | 久保井伸和 | 2 |
| 取締役(監査等委員) | 佐成実 | 0 |
| 取締役(監査等委員) | 藤澤友一 | - |
稲畑産業株式会社の従業員数・平均年収・平均勤続年数の推移
有価証券報告書の「従業員の状況」に基づく年次推移(直近5年)。 従業員数・平均年収は提出会社(単体)の値です。 持株会社の場合は本社人員のみが集計対象となるため、グループ全体の平均年収とは大きく異なることがあります。
| 年度 | 従業員数 | 平均年齢 | 平均勤続年数 | 平均年収 |
|---|---|---|---|---|
| 2025年度 | 667人 | 41歳 | 13.4年 | 984万円 |
| 2024年度 | 630人 | 41.5歳 | 13.7年 | 929万円 |
| 2023年度 | 589人 | 41.6歳 | 13.8年 | 914万円 |
| 2022年度 | 552人 | 41.4歳 | 13.1年 | 861万円 |
| 2021年度 | 536人 | 40.1歳 | 13.7年 | 851万円 |
稲畑産業株式会社の大株主・株主構成
最新の有価証券報告書に記載されている大株主(上位10名)。
| 順位 | 株主名 | 所有株式数(千株) | 所有比率 |
|---|---|---|---|
| 1 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 8,172 | 14.96% |
| 2 | 住友化学株式会社 | 5,591 | 10.23% |
| 3 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 3,220 | 5.89% |
| 4 | THE BANK OF NEW YORK, TREATY JASDEC | 819 | 1.50% |
| 5 | ACCOUNT | 744 | 1.36% |
| 6 | (常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行) | 708 | 1.30% |
| 7 | 株式会社みずほ銀行 | 663 | 1.21% |
| 8 | STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY | 628 | 1.15% |
| 9 | 505001 | 619 | 1.13% |
| 10 | (常任代理人 株式会社みずほ銀行)稲畑産業従業員持株会JP MORGAN CHASE BANK 385781(常任代理人 株式会社みずほ銀行)RE FUND 107-CLIENT AC(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)住友生命保険相互会社 | 611 | 1.12% |
稲畑産業株式会社の事業内容
稲畑産業株式会社(E02517) 有価証券報告書 3【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社(稲畑産業㈱)、子会社70社、関連会社12社で構成されてお り、情報電子、化学品、生活産業、合成樹脂、その他の各分野における商品の販売及び製造を主たる業務としており ます。また、法人主要株主1社に対して商品の販売及び製品の購入を行っております。 当社グループの事業内容及び当社と関係会社の当該事業に係る位置付けは次のとおりであります。なお、次の4部 門は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に掲げるセグ メントの区分と同一であります。 (情報電子事業) 当社が直接商品を販売するほか、子会社SHANGHAI INABATA TRADING CO.,LTD.、TAIWAN INABATA SANGYO CO.,LTD.、INABATA SINGAPORE (PTE.) LTD.、INABATA AMERICA CORPORATION及びINABATA EUROPE GmbH他を経由して 販売するとともに一部の商品を購入しております。 また、子会社INABATA SANGYO (H.K.) LTD.及びINABATA PHILIPPINES,INC.他を経由して商品を販売しており、子会 社INABATA KOREA & CO., LTD.及び関連会社アルバック成膜㈱他から商品を購入しております。 (化学品事業) 当社が直接商品を販売するほか、子会社INABATA AMERICA CORPORATION及びINABATA EUROPE GmbH他を経由して販売 するとともに一部の商品を購入しております。その他に、子会社INABATA THAI CO.,LTD.、INABATA SINGAPORE (PTE.) LTD.及び稲畑ファインテック㈱他を経由して商品を販売しており、子会社SHANGHAI INABATA TRADING CO.,LTD.他より商品を購入するとともに一部の商品を販売しております。 また、子会社HI-TECH RUBBER PRODUCTS CO.,LTD.は子会社INABATA THAI CO.,LTD.より原料を購入し製品を販売し ており、子会社SHANGHAI INABATA FINE CHEMICAL CO.,LTD.は子会社SHANGHAI INABATA TRADING CO.,LTD.を経由して 製品を販売しております。 (生活産業事業) 当社が直接商品を販売するほか、子会社SHANGHAI INABATA TRADING CO.,LTD.及びINABATA FRANCE S.A.S.他より商 品を購入するとともに一部の商品を販売しております。その他に、子会社INABATA AMERICA CORPORATION他を経由し て商品を販売しており、子会社DNI GROUP, LLC他を経由して商品を販売するとともに一部の商品を購入しておりま す。 また、子会社DNI GROUP, LLCは子会社稲畑ファインテック㈱を経由して商品を販売しております。 (合成樹脂事業) 当社が直接商品を販売するほか、子会社INABATA PHILIPPINES,INC.、PT. INABATA INDONESIA、INABATA THAI CO.,LTD.及びSHANGHAI INABATA TRADING CO.,LTD.他を経由して販売しております。その他に、子会社TAIWAN INABATA SANGYO CO.,LTD.及びINABATA SINGAPORE (PTE.) LTD.他を経由して販売するとともに一部の商品を購入して おり、子会社太洋プラスチックス㈱他に原料を販売し、製品の一部を購入しております。 また、東南アジアを中心に、子会社IK PLASTIC COMPOUND PHILS.INC.、PT. S-IK INDONESIA、SIK (THAILAND) LTD.、SIK COLOR (M) SDN. BHD.及びSIK VIETNAM CO.,LTD.他を生産拠点とし、子会社INABATA PHILIPPINES,INC.、 PT. INABATA INDONESIA、INABATA THAI CO.,LTD.、INABATA MALAYSIA SDN. BHD.、NOVACEL (THAILAND) CO.,LTD.及 びINABATA VIETNAM CO.,LTD.他を経由して樹脂コンパウンド事業を展開しております。 稲畑産業株式会社(E02517) 有価証券報告書 [事業系統図] 以上述
稲畑産業株式会社の子会社・関連会社(上位15社)
有価証券報告書「関係会社の状況」に基づく主要子会社・関連会社。
| 会社名 | 区分 | 所在地 | 事業内容 | 議決権比率 |
|---|---|---|---|---|
| アイ・アンド・ピー㈱ | 連結子会社 | 宮城県 大崎市 | 合成樹脂製品の 製造及び販売 | 100.0% |
| ㈱一光園 | 連結子会社 | 大阪府 堺市堺区 | 水産物の加工及 び販売 | 100.0% |
| 稲畑ファインテック㈱ | 連結子会社 | 大阪市 中央区 | 化成品・工業薬 品・染料・糊 剤・合成樹脂・ 包装関連資材及 び食品等の販売 | 100.0% |
| エヌ・アイ・シー㈱ | 連結子会社 | 東京都 中央区 | 合成樹脂製品の 製造及び販売 | 95.8% |
| オルディ㈱ | 連結子会社 | 大阪市 中央区 | プラスチック フィルム製品・ 梱包資材の販売 及び付帯機器・ システムの設計 及び販売 | 53.3% |
| 関西高分子工業㈱ | 連結子会社 | 奈良県 大和郡山市 | プラスチック フィルムの製造 及び販売 | 70.0% |
| 大五通商㈱ | 連結子会社 | 静岡市 葵区 | 合成樹脂製品・ 包装機械設備の 販売及び水産物 の加工販売 | 90.0% |
| 太洋プラスチックス㈱ | 連結子会社 | 埼玉県 蓮田市 | プラスチック フィルムの製造 及び販売 | 67.0% |
| ノバセル㈱ | 連結子会社 | 東京都 港区 | 樹脂着色及び樹 脂コンパウンド の研究、開発、 生産、及び販売 に係る事業 | 66.7% |
| 丸石化学品㈱ | 連結子会社 | 大阪市 北区 | 化学製品・機械 器具の販売及び 輸出入並びに建 設、塗装、防 水、機械設置工 事の設計施工 | 71.0% |
| 丸石テクノ㈱ | 連結子会社 | 名古屋市 千種区 | 塗料売買、水処 理薬品売買、空 調設備工事及び 機械器具設置工 事 | 100.0% |
| APPLE FILM CO.,LTD. | 連結子会社 | タイ サムトプラカ ン | プラスチック フィルムの製 造、輸出及び販 売 | 82.1% |
| APPLE FILM DA NANG CO.,LTD. | 連結子会社 | ベトナム ダナン | プラスチック フィルムの製 造、輸出及び販 売 | 100.0% |
| DNI GROUP, LLC (注)2 | 連結子会社 | アメリカ カリフォルニ ア | 食品の輸出入及 び販売 | 100.0% |
| GUANGZHOU INABATA TRADING CO.,LTD. (注)2 | 連結子会社 | 中国 広州市 | 合成樹脂・機械 電子品・化成品 等の輸出入及び 販売 | 100.0% |
稲畑産業株式会社の沿革(30件)
有価証券報告書「沿革」セクションから自動抽出し、内容からM&A・新事業・国際展開などのカテゴリを推定して色分け表示しています。
当社の子会社である大五通商㈱による㈱佐藤園の株式取得により、同社及びその子会社であるマル カブ佐藤製茶㈱を子会社化(現・非連結子会社)。
株式の取得により、ノバセル㈱及びその子会社であるNOVACEL (HONG KONG) LTD.、NOVACEL SINGAPORE (PTE.) LTD.、NOVACEL (THAILAND) CO.,LTD.を子会社化(現・連結子会社)。
株式の追加取得により、大五通商㈱を子会社化(現・連結子会社)。
株式の追加取得により、丸石化学品㈱及びその子会社である丸石テクノ㈱を子会社化(現・連結子 会社)。
東京証券取引所の市場区分再編により、プライム市場に移行。
オーストラリア・クイーンズランドにINABATA AUSTRALIA PTY LTDを設立(現・非連結子会社)。
情報電子・化学品・生活産業・合成樹脂の4分野に事業を再編。
ドイツ・デュッセルドルフにINABATA EUROPE GmbHを設立(現・連結子会社)。
ベトナム・ダナンにインフレーションフィルム製造のAPPLE FILM DA NANG CO.,LTD.を設立(現・ 連結子会社)。
ブラジル・サンパウロにINABATA BRASIL IMPORTAÇÃO E EXPORTAÇÃO LTDA.を設立(現・非連結子会 社)。
フィリピン・ビニャンに樹脂コンパウンド製造のIK PLASTIC COMPOUND PHILS. INC.を設立(現・ 連結子会社)。
メキシコ・シラオに樹脂コンパウンド製造のIK PLASTIC COMPOUND MEXICO, S.A. de C.V.を設立 (現・連結子会社)。
メキシコ・ケレタロにINABATA MEXICO, S.A. de C.V.を設立(現・連結子会社)。
情報電子・化学品・生活産業・合成樹脂・住環境の5分野に事業を再編。
創業120周年を機に、「経営理念=Mission」「目指す姿=Vision」「価値観=IK Values」を新し く制定。
インドネシア・ジャカルタにグリップテープ製造のPT. INABATA CREATION INDONESIAを設立(現・ 連結子会社)。
インド・デリーにINABATA INDIA PRIVATE LTD.を設立(現・連結子会社)。 メキシコ・モンテレーにホイスト・クレーン設計及び施工販売のNH INABATA, S. de R.L. de C.V. を設立(現・連結子会社)。 ベトナム・ハノイにINABATA VIETNAM CO.,LTD.を設立(現・連結子会社)。
中国・上海に塗料原料加工のSHANGHAI INABATA FINE CHEMICAL CO.,LTD.を設立(現・連結子会 社)。 EDINET提出書類 稲畑産業株式会社(E02517) 有価証券報告書
フランス・エルブーフに医薬中間体製造のPHARMASYNTHESE S.A.S.を設立(現・連結子会社)。 韓国・ソウルにINABATA KOREA & CO.,LTD.を設立(現・連結子会社)。
住友製薬㈱の株式を住友化学㈱に一部譲渡し、同社は持分法適用から外れる。
ベトナム・ハイフォンに樹脂コンパウンド製造のSIK VIETNAM CO.,LTD.を設立(現・連結子会 社)。
アメリカ・ノバトに水産物販売会社DNI GROUP, LLCを設立(現・連結子会社)。
中国・大連に樹脂コンパウンド製造のINABATA INDUSTRY & TRADE (DALIAN F.T.Z.) CO.,LTD.を設 立(現・連結子会社)。
イギリス・ロンドンにINABATA UK LIMITEDを設立(現・連結子会社)。
海外事業展開を強化するため、海外統括室(現・海外管理部)を新設。
情報電子・住環境・化学品・合成樹脂・食品の5分野に事業を再編。
フィリピン・マニラにINABATA PHILIPPINES, INC.を設立(現・連結子会社)。
中国・上海にSHANGHAI INABATA TRADING CO.,LTD.を設立(現・連結子会社)。
中国・東莞に樹脂コンパウンド製造のSANYO-IK COLOR (H.K.) LTD.を設立。
インドネシア・ジャカルタ近郊に樹脂コンパウンド製造のPT. S-IK INDONESIAを設立(現・連結子 会社)。
稲畑産業株式会社のAI業績分析レポート(2026年度)
稲畑産業 (8098)|2026年3月期
化学品専門商社(住友化学系)。電子材料堅調、安定収益+為替評価益で増益。
卸売業の企業一覧
稲畑産業株式会社と同じ「卸売業」セクターの企業
卸売業の業種別ランキング
稲畑産業株式会社が属する「卸売業」内での各指標ランキング