東京インキ株式会社(4635)の決算・業績分析
東京インキ株式会社の2026年有価証券報告書をAI分析。売上高499億円。営業利益22.2億円。化学。
目次
東京インキ株式会社の2026年度 業績サマリー
東京インキ株式会社(証券コード: 4635)の2026年度決算・業績分析。売上高は499億円。営業利益は22.2億円。純利益は18.7億円。有価証券報告書を基に、業績変化の要因・リスク・見通し・セグメント構成を AI が分析しました。
東京インキ株式会社の従業員数(提出会社単体)は541人、 平均年収は740万円、平均年齢44.9歳、平均勤続年数22.1年です。平均年収は有価証券報告書の提出会社(単体)ベースで、持株会社の場合はグループ全体の平均と大きく異なることがあります。
東京インキ株式会社の2026年度 注目ポイント
- 印刷インキ・色材・加工品(ネトロン等)・着色剤・電子材料を製造する化学メーカー。中期経営計画「TOKYOink 2027」(2026-2028年3月期)推進中
- 2026年3月期、福岡支店・大阪支店の売却(固定資産売却益5.42億)、政策保有株式縮減(投資有価証券売却益5.05億)、加工品事業ネトロンで減損損失7.99億計上
- 売上総利益・営業利益率の構造的改善が進行、ROE 6.1%
- 資産効率化(福岡・大阪支店売却)で固定資産売却益5.42億
東京インキ株式会社の売上高変化の要因
- •中期計画TOKYOink 2027 推進、製品ポートフォリオ最適化・高付加価値製品シフト・販売価格改定が利益率改善に寄与(営業利益 22.17億 (+69.4%))
- •米国連結子会社・東京インキU.S.A.の前年計上出資金運用損8億が当期は出資先解散でなくなり経常利益+247.6%(経常利益 24.54億 (+247.6%))
- •福岡支店・大阪支店の売却で固定資産売却益 5.42億計上(資産効率化)(特別利益 5.42億)
- •政策保有株式縮減で投資有価証券売却益 5.05億計上(特別利益 5.05億)
- •主力製品の市況回復+販売価格改定の浸透で売上高+6.7%(売上 499.26億 (+6.7%))
- •加工品事業ネトロンの市場競争激化で業績悪化、固定資産減損損失 7.99億計上(特別損失 7.99億)
- •原油・天然ガス等エネルギー価格上昇、石油由来製品原材料高、サプライチェーン不安定化
東京インキ株式会社の営業利益変化の要因
- •営業利益+69.4%は価格改定浸透と製品ミックス改善
- •経常利益+247.6%は子会社出資金損失反動
- •純利益+58.2%は支店売却益+株式売却益とネトロン減損の差し引き
東京インキ株式会社の事業リスクと対応
加工品事業ネトロンの市場競争激化で業績急激悪化、固定資産減損損失7.99億計上。来年度以降も大幅な収益力回復見込み難い
対応: 採算性重視の製品・用途選別とコスト構造見直し
中東地域軍事衝突によるエネルギー関連・石油由来製品価格上昇、原材料価格高騰
対応: 販売価格改定の浸透
米国通商政策の影響・中国経済の緩やかな減速・日中関係悪化の下振れリスク
対応: 高付加価値製品シフトで耐性強化
サプライチェーンの不安定化が継続
対応: 調達多様化
来期予想営業利益 18億(▲19%)と利益減予想、当期の一時要因(支店売却・株式売却益)反動
対応: 中期計画TOKYOink 2027 の継続的施策
東京インキ株式会社の今後の見通し・業績予想
東京インキ株式会社の配当金・配当利回り推移(直近5年)
有価証券報告書ベースの1株当たり配当金(DPS)、配当性向、EPSの年次推移。
| 年度 | 1株配当(円) | 配当性向 | EPS(円) |
|---|---|---|---|
| 2026年度 | 48.79 | 33.1% | 147.44 |
| 2025年度 | 116.3 | 26.1% | 444.91 |
| 2024年度 | 115.2 | 34.3% | 335.78 |
| 2023年度 | 115.2 | 18.4% | 627.47 |
| 2022年度 | 76.68 | 27.7% | 276.77 |
東京インキ株式会社の役員一覧(取締役・執行役員)
最新の有価証券報告書に記載されている役員(上位10名)。
| 役職 | 氏名 | 所有株式数(株) |
|---|---|---|
| 代表取締役社長 ・社長執行役員 | 堀川聡 | 11,600 |
| 取締役・常務執行役員 営業部門長 | 髙松典助 | 6,600 |
| 取締役・常務執行役員 事業ポートフォリオ戦略 推進室長兼開発部長、 生産・技術部門管掌 | 浦田浩之 | 5,400 |
| 取締役・常務執行役員 管理部門長、IR統括 | 中村真次 | 1,200 |
| 取締役 | 田地司 | - |
| 取締役 | 小栗道乃 | - |
| 常勤監査役 | 富井徹也 | 300 |
| 常勤監査役 | 篠田直幸 | 100 |
| 監査役 | 伊東義人 | 800 |
| - | 伊藤厚志 | - |
東京インキ株式会社の従業員数・平均年収・平均勤続年数の推移
有価証券報告書の「従業員の状況」に基づく年次推移(直近5年)。 従業員数・平均年収は提出会社(単体)の値です。 持株会社の場合は本社人員のみが集計対象となるため、グループ全体の平均年収とは大きく異なることがあります。
| 年度 | 従業員数 | 平均年齢 | 平均勤続年数 | 平均年収 |
|---|---|---|---|---|
| 2025年度 | 541人 | 44.9歳 | 22.1年 | 740万円 |
| 2024年度 | 555人 | 44.7歳 | 22.1年 | 702万円 |
| 2023年度 | 572人 | 44.5歳 | 22年 | 720万円 |
| 2022年度 | 589人 | 44.4歳 | 22.1年 | 703万円 |
| 2021年度 | 598人 | 44.2歳 | 21.9年 | 692万円 |
東京インキ株式会社の大株主・株主構成
最新の有価証券報告書に記載されている大株主(上位10名)。
| 順位 | 株主名 | 所有株式数(千株) | 所有比率 |
|---|---|---|---|
| 1 | 共同印刷株式会社 | 240 | 9.25% |
| 2 | 東京インキ取引先持株会 | 226 | 8.68% |
| 3 | 東京インキ従業員持株会 | 147 | 5.67% |
| 4 | 有限会社久栄 | 110 | 4.23% |
| 5 | 東京海上日動火災保険株式会社 | 57 | 2.21% |
| 6 | 大橋淳男 | 53 | 2.05% |
| 7 | 明治安田生命保険相互会社 | 45 | 1.76% |
| 8 | 共立印刷株式会社 | 42 | 1.62% |
| 9 | 水元公仁 | 40 | 1.55% |
| 10 | 大橋美智子 | 40 | 1.54% |
東京インキ株式会社の事業内容
東京インキ株式会社(E00904) 有価証券報告書 2010年7月 埼玉県比企郡吉見町に不動産を取得。 2010年9月 東京都北区田端新町の田端工場跡地を売却。 2010年10月 岐阜県土岐市の土岐第二工場が稼動開始。 2012年7月 京昶パッケージ㈱を三幸化工㈱へ譲渡。 2015年1月 初の海外生産拠点である東京インキ(タイ)㈱(現連結子会社)の工場が稼動開 始。 2019年9月 東京ポリマー㈱(現非連結子会社)よりネトロン事業を譲受。 2019年10月 千葉県野田市のハヤシ化成工業㈱(現連結子会社)を買収。 2020年2月 埼玉県比企郡吉見町の不動産を売却。 2021年1月 埼玉県加須市(現本社所在地 東京都北区)の荒川塗料工業㈱(現連結子会社)を 買収。 2022年4月 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所市場第二部からスタン ダード市場に移行。 2023年12月 創立100周年を迎える。 2025年3月 株式会社T&K TOKAよりグラビアインキ関連事業を承継完了。 3【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社(東京インキ株式会社)と子会社10社(連結 子会社9社、非連結子会社1社)により構成されております。 当社グループが営んでいる主な事業内容及び当社と関係会社の当該事業に係る位置付けは次のと おりであります。 なお、次の4事業は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事 項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 インキ事業 印刷インキは、当社が製造販売、印刷用材料は当社が仕入販売しております。当社と林インキ 製造㈱、荒川塗料工業㈱、東京油墨(上海)有限公司との間では製品、商品の取引が行われてお ります。荒川塗料工業㈱は、紙加工用塗料、建築用塗料等を製造・販売しております。 化成品事業 化成品は、当社が製造販売しております。英泉ケミカル㈱、ハヤシ化成工業㈱は当社製品の製 造受託を行っております。当社とト−イン加工㈱、東洋整機樹脂加工㈱、東京インキ(タイ) ㈱、東京油墨貿易(上海)有限公司との間では、製品の取引が行われております。 加工品事業 加工品は、当社が製造販売、仕入販売しております。当社とトーイン加工㈱、東洋整機樹脂加 工㈱、東京油墨貿易(上海)有限公司との間では、製品、商品の取引が行われております。 不動産賃貸事業 不動産は、当社が直接賃貸しております。 東京インキ株式会社(E00904) 有価証券報告書 事業系統図は以下のとおりであります。
東京インキ株式会社の子会社・関連会社(上位9社)
有価証券報告書「関係会社の状況」に基づく主要子会社・関連会社。
| 会社名 | 区分 | 所在地 | 事業内容 | 議決権比率 |
|---|---|---|---|---|
| 林インキ製造㈱ | 連結子会社 | 東京都足立区 | インキ事業 | 100.0% |
| 荒川塗料工業㈱ | 連結子会社 | 東京都北区 | インキ事業 | 100.0% |
| 英泉ケミカル㈱ | 連結子会社 | 埼玉県比企郡嵐山町 | 化成品事業 | 100.0% |
| ハヤシ化成工業㈱ | 連結子会社 | 千葉県野田市 | 化成品事業 | 100.0% |
| トーイン加工㈱ | 連結子会社 | 宮崎県都城市 | 加工品事業 | 100.0% |
| 東洋整機樹脂加工㈱ | 連結子会社 | 愛知県北名古屋市 | 加工品事業 | 73.6% |
| 東京インキ㈱U.S.A. | 連結子会社 | 米国 カリフォルニア州 | 化成品事業 | 100.0% |
| 東京インキ(タイ) ㈱(注)2 | 連結子会社 | タイ王国バンコク都 | 化成品事業 | 97.5% |
| 東京油墨貿易 (上海)有限公司 | 連結子会社 | 中華人民共和国 上海市 | インキ事業 化成品事業 加工品事業 | 100.0% |
東京インキ株式会社の沿革(30件)
有価証券報告書「沿革」セクションから自動抽出し、内容からM&A・新事業・国際展開などのカテゴリを推定して色分け表示しています。
本社所在地を東京都北区田端新町から東京都北区王子に移転。
タイ王国バンコク都に現地法人東京インキ(タイ)㈱(現連結子会社)を設立。
トーインエンタープライズ㈱を当社を存続会社とする吸収合併により解散。
愛知県北名古屋市の東洋整機樹脂加工㈱を株式の追加取得により連結子会社化。
三井化学ファブロ株式会社より一軸延伸フィルム事業を譲受。
中華人民共和国上海市に現地法人東京油墨貿易(上海)有限公司(現連結子会社) を設立。
東京都板橋区のハイニックス㈱を買収。
東京都北区に東京ポリマー㈱(現非連結子会社)を設立。
東京都北区に精美堂印刷㈱を設立。
東京都足立区の林インキ製造㈱(現連結子会社)を買収。
埼玉県吉川市に吉川工場を新設。
宮崎県都城市にトーイン加工㈱(現連結子会社)を設立。
岐阜県土岐市に土岐工場を新設。
資本金32億4,612万5千円に増資。
羽生工場に印刷インキ工場を新設。
資本金15億5,112万5千円に増資。
アメリカ合衆国カリフォルニア州に現地法人東京インキ㈱U.S.A.(現連結子会社) を設立。
埼玉県羽生市に羽生工場を新設。
京昶パッケージ㈱を設立。
資本金9億3,712万5千円に増資。
英国および中華民国に平活版インキの技術輸出を実施。
トーインエンタープライズ㈱を設立。
不動産の売買及び賃貸借等を事業目的に追加。
大阪府枚方市に大阪工場を新設。
吉野原工場に化成品工場を新設。
埼玉県さいたま市に吉野原工場を新設。
東京証券取引所市場第二部に上場。
埼玉県さいたま市顔料工場に隣接し化成品工場を新設。
埼玉県さいたま市に顔料工場を新設、全般顔料の自製を開始。
戦災により本社工場と巣鴨工場を焼失せるも逸早く復興、同年9月より操業を開 始。
東京インキ株式会社のAI業績分析レポート(2026年度)
東京インキ株式会社 (4635)|2026年3月期 業績レポート
数字
ハイライト
見通し
来期 売上489億(▲2.1%)・営業利益18億(▲19%)・純利益19.5億(+4.5%)、特別要因反動で減益も本業緩やか成長。
化学の企業一覧
東京インキ株式会社と同じ「化学」セクターの企業
化学の業種別ランキング
東京インキ株式会社が属する「化学」内での各指標ランキング