株式会社日本触媒(4114)の決算・業績分析
株式会社日本触媒の2026年有価証券報告書をAI分析。売上高3,999億円。営業利益175億円。化学。
目次
株式会社日本触媒の2026年度 業績サマリー
株式会社日本触媒(証券コード: 4114)の2026年度決算・業績分析。売上高は3,999億円。営業利益は175億円。純利益は168億円。有価証券報告書を基に、業績変化の要因・リスク・見通し・セグメント構成を AI が分析しました。
株式会社日本触媒の従業員数(提出会社単体)は2,541人、 平均年収は811万円、平均年齢39.2歳、平均勤続年数16.5年です。平均年収は有価証券報告書の提出会社(単体)ベースで、持株会社の場合はグループ全体の平均と大きく異なることがあります。
株式会社日本触媒の2026年度 注目ポイント
- 総合化学、高吸水性樹脂(SAP)世界首位・アクリル酸+酸化エチレン系製品。紙おむつ用SAPで世界シェア4分の1
- 高吸水性樹脂SAP世界首位、減益基調も安定収益
株式会社日本触媒の売上高変化の要因
- •高吸水性樹脂SAP世界首位、紙おむつ用で世界シェア25%維持
- •純利益 168億で安定収益、化学業界として中位
- •売上▲2.3%・営業利益▲8.0%・経常▲7.4%・純利益▲3.6% のトリプル減益
- •営業利益率 4.4% (前期4.7%)、化学業界として控えめ
- •ROA 3.8% (前期4.3%)、資本効率低下
- •原材料費高騰の価格転嫁遅延影響
株式会社日本触媒の営業利益変化の要因
- •売上▲2.3%・営業利益▲8.0%・経常▲7.4%・純利益▲3.6% のトリプル減益
- •営業利益率 4.4% (前期4.7%)、化学業界として控えめ
- •ROA 3.8% (前期4.3%)、資本効率低下
- •原材料費高騰の価格転嫁遅延影響
株式会社日本触媒の事業リスクと対応
原材料(石油化学原料)市況変動
対応: 価格転嫁
競合(BASF・SABIC・LG化学)との価格競争
対応: 技術差別化
紙おむつ市場の構造的減速、少子高齢化
対応: 新興国・大人用おむつへシフト
為替変動リスク(海外売上比率高)
対応: 為替予約
売上▲2.3%・営業利益▲8.0% で減収減益
対応: 本業基礎力強化
株式会社日本触媒の配当金・配当利回り推移(直近5年)
有価証券報告書ベースの1株当たり配当金(DPS)、配当性向、EPSの年次推移。
| 年度 | 1株配当(円) | 配当性向 | EPS(円) |
|---|---|---|---|
| 2026年度 | 110.19 | 98.3% | 112.15 |
| 2025年度 | 74.88 | 65.7% | 113.9 |
| 2024年度 | 181.33 | - | 70.48 |
| 2023年度 | 185.81 | 38.0% | 488.29 |
| 2022年度 | 122.16 | 20.5% | 594.86 |
株式会社日本触媒の役員一覧(取締役・執行役員)
最新の有価証券報告書に記載されている役員(上位10名)。
| 役職 | 氏名 | 所有株式数(株) |
|---|---|---|
| 代表取締役社長 社長執行役員 | 野田和宏 | 16 |
| 取締役常務執行役員 事務部門管掌 | 高木邦明 | 14 |
| 取締役常務執行役員 事業部門管掌 電池材料事業本部担当 | 渡部将博 | 10 |
| 取締役常務執行役員 事業創出部門管掌コーポレート研究本部担当 健康・医療事業推進本部担 当 新規事業推進本部担当 R&D統括部担当プロセス触媒研究部担当 | 住田康隆 | 13 |
| 取締役常務執行役員 生産・技術部門管掌 DX推進本部担当レスポンシブル・ケア本部 担当イオネル事業化プロジェクト本部担当インドネシアプロジェクト担当 | 松本行弘 | 18 |
| 取締役 | 瀨戸口哲夫 | - |
| 取締役 | 櫻井美幸 | - |
| 取締役 | 池田安希子 | - |
| 監査役 (常勤) | 小林髙史 | 15 |
| 監査役 (常勤) | 和田輝久 | 11 |
株式会社日本触媒の従業員数・平均年収・平均勤続年数の推移
有価証券報告書の「従業員の状況」に基づく年次推移(直近5年)。 従業員数・平均年収は提出会社(単体)の値です。 持株会社の場合は本社人員のみが集計対象となるため、グループ全体の平均年収とは大きく異なることがあります。
| 年度 | 従業員数 | 平均年齢 | 平均勤続年数 | 平均年収 |
|---|---|---|---|---|
| 2025年度 | 2,541人 | 39.2歳 | 16.5年 | 811万円 |
| 2024年度 | 2,491人 | 39歳 | 16.5年 | 818万円 |
| 2023年度 | 2,443人 | 38.8歳 | 16年 | 783万円 |
| 2022年度 | 2,412人 | 38.65歳 | 16.53年 | 760万円 |
| 2021年度 | 2,391人 | 38.47歳 | 16.4年 | 766万円 |
株式会社日本触媒の大株主・株主構成
最新の有価証券報告書に記載されている大株主(上位10名)。
| 順位 | 株主名 | 所有株式数(千株) | 所有比率 |
|---|---|---|---|
| 1 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社 (信託口) | 17,953 | 11.83% |
| 2 | ENEOSホールディングス株式会社 | 8,516 | 5.61% |
| 3 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 5,778 | 3.80% |
| 4 | 株式会社りそな銀行 | 5,493 | 3.62% |
| 5 | 住友化学株式会社 | 5,455 | 3.59% |
| 6 | 三洋化成工業株式会社 | 5,070 | 3.34% |
| 7 | 株式会社みずほ銀行 | 3,795 | 2.50% |
| 8 | artience株式会社 | 3,618 | 2.38% |
| 9 | STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済 営業部) | 3,469 | 2.28% |
| 10 | NORTHERN TRUST CO. (AVFC) RE SILCHESTER INTERNATIONAL INVESTORS INTERNATIONAL VALUE EQUITY TRUST (常任代理人 香港上海銀行東京支店) | 3,131 | 2.06% |
株式会社日本触媒の事業内容
株式会社日本触媒(E00811) 有価証券報告書 3 【事業の内容】 (1)当社グループ(当社および当社の関係会社)は、当社、子会社26社ならびに関連会社および共同支配企業17社で 構成され、化学品の製造販売を主な内容としております。 当社グループの事業にかかわる主な会社の位置付けは、次のとおりであり、事業の区分については、「第5 経 理の状況 1(1)連結財務諸表 連結財務諸表注記」に掲げるセグメント情報の区分と同様であります。 事業区分 主要製品 当該事業にかかわる主な会社の位置付け 当社は、アクリル酸、アクリル酸エステル、高吸水性樹脂 等を製造販売しております。 ㈱日本触媒トレーディングは、当社から製品を仕入れ、販 売しております。また、同社は、商品・原材料を仕入れ、当 社に供給しております。 ニッポンショクバイ・アメリカ・インダストリーズInc. アクリル酸 は、米国において高吸水性樹脂を製造販売しております。同 アクリル酸エステル 社は、高吸水性樹脂の原料であるアクリル酸をアメリカン・ 酸化エチレン アクリル L.P.から仕入れております。 エチレングリコール PT.ニッポンショクバイ・インドネシアは、インドネシア マテリアルズ事業 エタノールアミン においてアクリル酸、アクリル酸エステルおよび高吸水性樹 特殊エステル 脂を製造販売しております。 高吸水性樹脂 シンガポール・アクリリック PTE LTDおよびニッポンショ 無水マレイン酸 クバイ(アジア)PTE.LTD.は、シンガポールにおいてアクリ プロセス触媒 ル酸を製造販売しております。 ニッポンショクバイ・ヨーロッパ N.V.は、ベルギーにお いて高吸水性樹脂を製造販売しております。 日触化工(張家港)有限公司は、中国において高吸水性樹 脂を製造販売しております。 エルエックス・エムエムエイ Corp.は、韓国においてMMA モノマーおよびMMAポリマーを製造販売しております。 当社は、コンクリート混和剤用ポリマー、セカンダリーア ルコールエトキシレート等を製造販売しております。 日宝化学㈱は、ヨウ素、天然ガス、医薬・農薬原料等を製 造販売しております。 東京ファインケミカル㈱は、安定剤、防腐剤および不凍液 コンクリート混和剤用ポリマー 等を製造販売しております。同社は、不凍液の原料であるエ グリコールエーテル チレングリコール等を当社から仕入れております。 セカンダリー 中国化工㈱は、当社から粘接着剤用樹脂等を仕入れ、粘着 アルコールエトキシレート 加工品等を製造販売しております。 洗剤原料等の水溶性ポリマー 日触テクノファインケミカル㈱は、金属塩等を製造販売し 医薬中間原料 ており、製品の一部を当社が販売しております。また、同社 電子情報材料 は、当社からアクリル酸等を仕入れております。 ヨウ素化合物 日本乳化剤㈱は、グリコールエーテル等、界面活性剤・化 ソリューションズ事業 粘接着剤・塗料用樹脂 成品を製造販売しております。また、同社は、当社から界面 エチレンイミン誘導品 活性剤の原料である酸化エチレン等を仕入れております。 粘着加工品 日本ポリマー工業㈱は、当社からアクリル酸エステル等を 自動車触媒 仕入れ、粘接着剤・塗料用樹脂を製造し、当社が製品の一部 脱硝触媒 を販売しております。 ダイオキシン類分解触媒 ニッポンショクバイ・アメリカ・インダストリーズInc. 排ガス処理装置 は、米国においてコンクリート混和剤用ポリマー等を製造販 湿式酸化触媒 売しております。 電池材料 中日合成化學股份有限公司は、台湾において界面活性剤等 各種工業製品を製造販売しております。 ユミコア日本触媒㈱は、当社から自動車触媒を仕入れ、販 売しております。 湖南福邦新材料有限公司は、中国においてリチウム電池材 料を製造販売しております。 (注) 日触物流㈱は、主として当社の製商品の運送を行っており、全ての事業区分に携わっております。 株式会社日本触媒(E00811) 有価証券報告書 (2)当社グループの主な会社の事業系統図は次のとおりであります。
株式会社日本触媒の子会社・関連会社(上位15社)
有価証券報告書「関係会社の状況」に基づく主要子会社・関連会社。
| 会社名 | 区分 | 所在地 | 事業内容 | 議決権比率 |
|---|---|---|---|---|
| (子会社) 日宝化学㈱ | - | 東京都中央区 | ソリューションズ事業 | 84.7% |
| 日触物流㈱ | - | 大阪市中央区 | マテリアルズ事業 ソリューションズ事業 | 100.0% |
| 東京ファインケミカル㈱ | - | 東京都港区 | ソリューションズ事業 | 89.8% |
| 中国化工㈱ | - | 岡山県倉敷市 | ソリューションズ事業 | 93.3% |
| ㈱日本触媒トレーディング | - | 東京都中央区 | マテリアルズ事業 ソリューションズ事業 | 100.0% |
| 日触テクノファインケミカル㈱ | - | 千葉県市川市 | ソリューションズ事業 | 96.8% |
| 日本乳化剤㈱ | - | 東京都中央区 | ソリューションズ事業 | 100.0% |
| 日本ポリマー工業㈱ | - | 兵庫県姫路市 | ソリューションズ事業 | 60.0% |
| ニッポンショクバイ・ アメリカ・ インダストリーズ Inc.※ | - | アメリカ合衆国 テキサス州 | マテリアルズ事業 ソリューションズ事業 | 100.0% |
| ニッポンショクバイ (アジア)PTE.LTD. | - | シンガポール 共和国 | マテリアルズ事業 | 100.0% |
| PT. ニッポンショクバイ・インドネシア※ | - | インドネシア 共和国 バンテン州 | マテリアルズ事業 | 100.0% |
| ニッポンショクバイ・ ヨーロッパ N.V.※ | - | ベルギー王国 オースト=フラ ンデレン州 | マテリアルズ事業 | 100.0% |
| シンガポール・ アクリリック PTE LTD※ | - | シンガポール 共和国 | マテリアルズ事業 | 79.4% |
| 日触化工(張家港) 有限公司※ | - | 中華人民共和国 江蘇省 | マテリアルズ事業 | 100.0% |
| 中日合成化學股份 有限公司 | - | 台湾 台北市 | ソリューションズ事業 | 52.0% |
株式会社日本触媒の沿革(30件)
有価証券報告書「沿革」セクションから自動抽出し、内容からM&A・新事業・国際展開などのカテゴリを推定して色分け表示しています。
東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行。
吹田工場を閉鎖。
ニッポンショクバイ(アジア)PTE.LTD.がシンガポール・グレーシャル・アクリリック PTE.LTD.を吸 収合併。
日本乳化剤株式会社、中日合成化學股份有限公司(台湾)を取得。(現連結子会社)
シンガポール・アクリリック PTE LTD(シンガポール)を取得。(現連結子会社) シンガポール・グレーシャル・アクリリック PTE.LTD.(シンガポール)を取得。
日触化工(張家港)有限公司(中国)を設立。(現連結子会社)
住友化学工業株式会社(現住友化学株式会社)との事業交換により、同社のアクリル酸事業を譲受け、 当社のメチルメタクリレートモノマー事業を同社に譲渡。
ニッポンショクバイ・ヨーロッパ N.V.(ベルギー)を設立。(現連結子会社)
ニッポンショクバイ(アジア)PTE.LTD.(シンガポール)を設立。(現連結子会社)
PT.ニッポンショクバイ・インドネシア(インドネシア)を設立。(現連結子会社)
社名を「株式会社日本触媒」に変更。
エヌエイ・インダストリーズ Inc.(米国)を設立。(現ニッポンショクバイ・アメリカ・インダスト リーズ Inc. 現連結子会社)
姫路製造所で高吸水性樹脂の製造を開始。
姫路製造所内に触媒研究所を新設。
姫路製造所でメタクリル酸及びメタクリル酸エステルの製造を開始。
新立化工株式会社に資本参加。(現株式会社日本触媒トレーディング 現連結子会社)
姫路研究所、川崎研究所を新設。
生産休止)を設置。
中国化工株式会社に資本参加。(現連結子会社)
川崎第二工場(現川崎製造所浮島工場)でセカンダリーアルコールエトキシレートの製造を開始。
日本ポリマー工業株式会社を設立。(現連結子会社)
姫路工場(現姫路製造所)でアクリル酸及びアクリル酸エステルの製造を開始。
川崎市に川崎第二工場(現川崎製造所浮島工場)を設置し、酸化エチレン、エチレングリコールの製造 装置を増設。
本社を大阪市東区高麗橋五丁目1番地(住居表示の変更により、現大阪市中央区高麗橋四丁目1番1号) に移転。 吹田工場内に研究所を新設。
姫路市に姫路工場(現姫路製造所)を設置。
川崎市に川崎工場(現川崎製造所千鳥工場)を設置し、酸化エチレン、エチレングリコールの製造を開 始。
東京証券取引所に株式を上場。
東京ファインケミカル株式会社に資本参加。(現連結子会社)
日宝化学株式会社に資本参加。(現連結子会社)
日本蒸溜工業株式会社を設立。(現日触テクノファインケミカル株式会社 現連結子会社)
株式会社日本触媒のAI業績分析レポート(2026年度)
日本触媒 (4114)|2026年3月期
高吸水性樹脂SAP世界首位(紙おむつ用で世界シェア25%)。原材料費高騰でトリプル減益。
化学の企業一覧
株式会社日本触媒と同じ「化学」セクターの企業
化学の業種別ランキング
株式会社日本触媒が属する「化学」内での各指標ランキング