株式会社クレハ(4023)の決算・業績分析
株式会社クレハの2026年有価証券報告書をAI分析。売上高1,617億円。営業利益-186億円。化学。
目次
株式会社クレハの2026年度 業績サマリー
株式会社クレハ(証券コード: 4023)の2026年度決算・業績分析。売上高は1,617億円。営業利益は-186億円。純利益は-107億円。有価証券報告書を基に、業績変化の要因・リスク・見通し・セグメント構成を AI が分析しました。
株式会社クレハの従業員数(提出会社単体)は1,671人、 平均年収は749万円、平均年齢43.5歳、平均勤続年数19.9年です。平均年収は有価証券報告書の提出会社(単体)ベースで、持株会社の場合はグループ全体の平均と大きく異なることがあります。
株式会社クレハの2026年度 注目ポイント
- 総合化学、フッ素樹脂(PVDF)世界トップ級・リチウムイオン電池バインダー・抗がん剤(オキサリプラチン)。EV用LiB材料の中核プレーヤー
- フッ素樹脂PVDF世界トップ級+EVリチウムイオン電池バインダー、当期激震赤字
株式会社クレハの売上高変化の要因
- •売上▲0.2% で微減、PVDF需要堅調も価格軟調
- •営業損失▲186億の激震赤字、米国LiB工場建設関連特別損失
- •純損失▲107億、ROA ▲5.4% で資本効率激変
- •営業利益率 ▲11.5% で深刻なお通夜モード
- •PVDF・抗がん剤事業の中長期成長基盤は維持
- •来期は営業利益+110億・純利益黒字転換で復活路線
株式会社クレハの営業利益変化の要因
- •売上▲0.2% で微減、PVDF需要堅調も価格軟調
- •営業損失▲186億の激震赤字、米国LiB工場建設関連特別損失
- •純損失▲107億、ROA ▲5.4% で資本効率激変
- •営業利益率 ▲11.5% で深刻なお通夜モード
株式会社クレハの事業リスクと対応
純損失▲107億で激震赤字、米国LiBバインダー工場建設遅延+特別損失影響
対応: 本業基礎力強化
EV市場の競合激化、リチウムイオン電池減速リスク
対応: 顧客分散
競合(ダイキン工業・住友化学)との競争
対応: 技術差別化
原材料費上昇
対応: 価格転嫁
為替変動リスク
対応: 為替予約
株式会社クレハの今後の見通し・業績予想
株式会社クレハの配当金・配当利回り推移(直近5年)
有価証券報告書ベースの1株当たり配当金(DPS)、配当性向、EPSの年次推移。
| 年度 | 1株配当(円) | 配当性向 | EPS(円) |
|---|---|---|---|
| 2026年度 | 126.97 | - | -267.14 |
| 2025年度 | 84.07 | 56.2% | 149.67 |
| 2024年度 | 89.93 | 52.0% | 173.03 |
| 2023年度 | 234.51 | 27.1% | 864.3 |
| 2022年度 | 159.48 | 22.0% | 725.73 |
株式会社クレハの役員一覧(取締役・執行役員)
最新の有価証券報告書に記載されている役員(上位10名)。
| 役職 | 氏名 | 所有株式数(株) |
|---|---|---|
| 代表取締役 社長 | 小林豊 | 50,719 |
| 取締役 副社長 企画経理本部長、管理本部 長、高機能製品事業部長、生 産革新プロジェクト統括マネージャー、カーボンニュートラルプロジェクト統括マネージャー | 名武克泰 | 7,222 |
| 取締役 常務執行役員 PGA事業管掌、研究開発本 部管掌、生産・技術本部管 掌、新事業推進本部長 | 西畑直光 | 7,722 |
| 社外 取締役 | 戸坂修 | - |
| 社外 取締役 | 飯田修 | - |
| 社外 取締役 | 岡藤由美子 | - |
| 常勤社外 監査役 | 林道彦 | 200 |
| 常勤 監査役 | 坂根司 | 4,300 |
| 社外 監査役 | 奥野克男 | - |
| - | 吉田麗子 | - |
株式会社クレハの従業員数・平均年収・平均勤続年数の推移
有価証券報告書の「従業員の状況」に基づく年次推移(直近5年)。 従業員数・平均年収は提出会社(単体)の値です。 持株会社の場合は本社人員のみが集計対象となるため、グループ全体の平均年収とは大きく異なることがあります。
| 年度 | 従業員数 | 平均年齢 | 平均勤続年数 | 平均年収 |
|---|---|---|---|---|
| 2025年度 | 1,671人 | 43.5歳 | 19.9年 | 749万円 |
| 2024年度 | 1,667人 | 43.7歳 | 20.2年 | 770万円 |
| 2023年度 | 1,655人 | 43.9歳 | 20.3年 | 749万円 |
| 2022年度 | 1,663人 | 43.8歳 | 20.3年 | 712万円 |
| 2021年度 | 1,676人 | 43.6歳 | 20.1年 | 684万円 |
株式会社クレハの大株主・株主構成
最新の有価証券報告書に記載されている大株主(上位10名)。
| 順位 | 株主名 | 所有株式数(千株) | 所有比率 |
|---|---|---|---|
| 1 | 日本マスタートラスト信託銀行 株式会社(信託口) | 5,457 | 10.97% |
| 2 | 株式会社レノ | 4,919 | 9.89% |
| 3 | 明治安田生命保険相互会社 | 4,123 | 8.29% |
| 4 | 株式会社エスグラントコーポ レーション | 4,036 | 8.11% |
| 5 | 株式会社日本カストディ銀行 (信託口) | 3,151 | 6.34% |
| 6 | 東京海上日動火災保険株式会社 | 1,650 | 3.32% |
| 7 | 株式会社みずほ銀行 | 1,200 | 2.41% |
| 8 | STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001 (常任代理人 株式会社みずほ 銀行決済営業部) | 1,070 | 2.15% |
| 9 | STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505103 (常任代理人 株式会社みずほ 銀行決済営業部) | 986 | 1.98% |
| 10 | 株式会社日本カストディ銀行 (信託口4) | 953 | 1.92% |
株式会社クレハの事業内容
株式会社クレハ(E00761) 有価証券報告書 3 【事業の内容】 当企業集団は、当社および子会社29社(内、連結子会社26社)、関連会社5社(内、持分法適用会社1社)から構成 され、機能製品、化学製品、樹脂製品の製造・販売をその主な事業内容とし、更に各事業に関連する設備の建設・補 修、物流、環境対策およびその他のサービス等の事業活動を行っています。 当企業集団の事業に係わる位置付けおよびセグメントとの関連は、次のとおりです。 ① 機能製品事業 ・当社は、機能樹脂、炭素製品の製造・販売を行っています。 ・㈱クレハトレーディングは、機能製品の販売を行っており、当社は製品の一部を同社を通じて販売を行うと ともに、原料の一部について同社を通じて購入しています。また、レジナス化成㈱に出資を行っています。 ・クレハエクストロン㈱は、機能製品の製造・販売を行っており、当社は同社に対し原料を供給する一方、同 社製品の一部の購入を行っています。 ・クレハGmbH(独)は、欧州において当社の機能製品の販売を行っています。 ・クレハ・アメリカInc.(米)は、当社の機能製品の販売を行っています。また、クレハ・ピージーエーLLC (米)、クレハ・エナジー・ソリューションズLLC(米)およびフォートロン・インダストリーズLLC(米) に出資を行っています。 ・クレハ・ピージーエーLLC(米)は、米国においてPGA(ポリグリコール酸)樹脂の製造を行っており、 当社は同社製品の購入を行っています。 ・クレハ・エナジー・ソリューションズLLC(米)は、機能製品の販売および技術サービスを行っており、当 社は製品の一部を同社を通じて販売を行っています。 ・呉羽(上海)炭繊維材料有限公司(中)は、中国において炭素製品の製造・販売を行っており、当社は同社 に対し原料を供給する一方、同社製品の一部の購入を行っています。 ・呉羽(中国)投資有限公司(中)は、当社に機能製品の販売を行うとともに、当社は同社を通じて機能製品 の一部の販売を行っています。また、呉羽(常熟)フッ素材料有限公司(中)に出資を行っています。 ・呉羽(常熟)フッ素材料有限公司(中)は、中国においてフッ化ビニリデン樹脂の製造を行っており、当社 は同社製品の購入を行っています。 ② 化学製品事業 ・当社は、農薬、医薬品、無機薬品、有機薬品の製造・販売を行っています。 ・㈱クレハトレーディングは、化学製品の販売を行っており、当社は製品の一部を同社を通じて販売を行うと ともに、原料の一部について同社を通じて購入しています。 ③ 樹脂製品事業 ・当社は、食品包装材、家庭用品の製造・販売を行っています。 ・㈱クレハトレーディングは、樹脂製品の販売を行っており、当社は製品の一部を同社を通じて販売を行うと ともに、原料の一部について同社を通じて購入しています。 ・クレハ合繊㈱は、合成繊維の製造・販売を行っており、当社は同社に対し原料を供給しています。 ・クレハ・アメリカInc.(米)は、樹脂製品の販売を行っています。 ・クレハ・ヨーロッパB.V.(蘭)は、クレハロンB.V.(蘭)、クレハGmbH(独)およびクレハロン・オースト ラリアPty Ltd.(豪)に対する出資を行っています。なお、熱収縮多層フィルム事業の撤退に伴い、クレハ ロンB.V.(蘭)およびクレハロン・オーストラリアPty Ltd.(豪)は、清算手続を行っています。 ・呉羽(中国)投資有限公司(中)は、樹脂製品の販売を行っています。 ・クレハ・ベトナムCo.,Ltd.(越)は、食品包装材の製造・販売を行っており、当社は同社に対し原料を供給 する一方、同社製品の一部の購入を行っています。 株式会社クレハ(E00761) 有価証券報告書 ④ 建設関連事業 ・クレハ建設㈱は、土木・建築工事の施工請負を行っており、当社は同社に対して同業務の一部を発注してい ます。 ⑤ その他関連事業 ・㈱クレハトレーディングは、その他サービスの販売を行っています。 ・クレハ運輸㈱は、運送および倉庫業務を行っており、当社は同社に対して同業務の一部を委託しています。 ・クレハサービス㈱は、土地建物の売買・賃貸・管理、損害保険代理業および生命保険募集業、各種受託事業 を行っており、当社は同社に対して福利厚生等の業務の一部を委託しています。 ・㈱クレハ環境は、産業廃棄物の処理および環境関連処理設備の販売を行っており、当社は同社に対して産業 廃棄物の処理業務の一部を委託しています。また、ひめゆり総業㈱に出資を行っています。 ・社団医療法人呉羽会は、病院および介護老人保健施設の運営を行っています。 株式会社クレハ(E00
株式会社クレハの子会社・関連会社(上位15社)
有価証券報告書「関係会社の状況」に基づく主要子会社・関連会社。
| 会社名 | 区分 | 所在地 | 事業内容 | 議決権比率 |
|---|---|---|---|---|
| ㈱クレハトレーディング (注)5 | 連結子会社 | 東京都中央区 | 機能製品事業 化学製品事業 樹脂製品事業 その他関連事業 | 70.5% |
| クレハエクストロン㈱ | 連結子会社 | 茨城県 かすみがうら市 | 機能製品事業 | 100.0% |
| クレハGmbH | 連結子会社 | ドイツ | 機能製品事業 | 100.0% |
| クレハ・アメリカInc. | 連結子会社 | アメリカ | 機能製品事業 樹脂製品事業 | 100.0% |
| クレハ・ピージーエーLLC (注)2 | 連結子会社 | アメリカ | 機能製品事業 | 100.0% |
| クレハ・エナジー・ソリューションズLLC | 連結子会社 | アメリカ | 機能製品事業 | 100.0% |
| 呉羽(上海)炭繊維材料有限公 司 | 連結子会社 | 中国 | 機能製品事業 | 100.0% |
| 呉羽(中国)投資有限公司 (注)2 | 連結子会社 | 中国 | 機能製品事業 樹脂製品事業 | 100.0% |
| 呉羽(常熟)フッ素材料有限公 司(注)2 | 連結子会社 | 中国 | 機能製品事業 | 100.0% |
| クレハ合繊㈱ | 連結子会社 | 栃木県下都賀郡 | 樹脂製品事業 | 100.0% |
| クレハ・ヨーロッパB.V. | 連結子会社 | オランダ | 樹脂製品事業 | 100.0% |
| クレハロンB.V. | 連結子会社 | オランダ | 樹脂製品事業 | 100.0% |
| クレハ・ベトナムCo.,Ltd. (注)2 | 連結子会社 | ベトナム | 樹脂製品事業 | 100.0% |
| クレハ建設㈱ | 連結子会社 | 福島県いわき市 | 建設関連事業 | 100.0% |
| クレハ運輸㈱ | 連結子会社 | 福島県いわき市 | その他関連事業 | 100.0% |
株式会社クレハの沿革(8件)
有価証券報告書「沿革」セクションから自動抽出し、内容からM&A・新事業・国際展開などのカテゴリを推定して色分け表示しています。
東京研究所設置
クレハ建設株式会社と錦興業株式会社を合併(商号・クレハ建設株式会社) 2008年 1月 PGA(ポリグリコール酸)樹脂の製造販売を目的としてクレハ・ピージーエーLLC(アメリカ)を設 立(現・連結子会社) 業務用食品包装フィルムの製造販売を目的としてクレハ・ベトナムCo.,Ltd.(ベトナム)を設立 (現・連結子会社) 2010年 7月 クレハプラスチックス株式会社を吸収合併(現・樹脂加工事業所) 2011年 4月 リチウムイオン電池用材料の販売および関連製造子会社の統括を目的として株式会社クレハ・バッテ リー・マテリアルズ・ジャパンを設立 9月 持ち株・金融の統括および子会社の管理・支援を目的として呉羽(中国)投資有限公司(中国)を設 立(現・連結子会社) 2012年 1月 フッ化ビニリデン樹脂の製造を目的として呉羽(常熟)フッ素材料有限公司(中国)を設立(現・連 結子会社) 2016年 4月 株式会社クレハ・バッテリー・マテリアルズ・ジャパンより、リチウムイオン電池用材料の製造・販 売事業を継承 10月 PGA(ポリグリコール酸)樹脂製のオイル・ガス掘削機器販売を目的としてクレハ・エナジー・ソ リューションズLLC(アメリカ)を合弁で設立(現・連結子会社) 2018年 3月 「クレスチン」(抗悪性腫瘍剤)の販売を終了 2022年 4月 東京証券取引所の市場区分見直しにより、東京証券取引所市場第一部からプライム市場に移行 2022年 7月 南通匯羽豊新材料有限公司(中国)の全持分を譲渡
商号を「株式会社クレハ」に変更、本店(本社)を中央区日本橋浜町に移転
「クレメジン」(慢性腎不全用剤)販売開始 1992年 3月 家庭用品の共通ブランドとして「キチントさん」を導入 5月 「フォートロンKPS」の企業化を目的としてフォートロン・インダストリーズ(アメリカ)(現・ フォートロン・インダストリーズLLC)を合弁で設立 1993年 7月 「メトコナゾール」(農業・園芸用殺菌剤)販売開始 12月 「イプコナゾール」(農業・園芸用殺菌剤)販売開始 2003年 1月 塩化ビニル樹脂事業、MBS系耐衝撃強化剤事業の営業権を譲渡 3月 塩化ビニリデンレジン・コンパウンドの製造販売を目的として南通匯羽豊新材料有限公司(中国)を 合弁で設立 4月 炭素繊維製断熱材の製造販売を目的として呉羽(上海)炭繊維材料有限公司(中国)を合弁で設立 (現・連結子会社)
呉羽梱包株式会社(現・株式会社クレハ環境)設立(現・連結子会社) 1973年 5月 呉羽油化株式会社を設立し、呉羽石油化学工業株式会社から資産一切を引き継ぐ 10月 クレハロン・インダストリーB.V.(オランダ)(現・クレハロンB.V.)を合弁で設立(現・連結子会 社) 1977年 5月 「クレスチン」(抗悪性腫瘍剤)販売開始 1979年 4月 呉羽油化株式会社より営業を継承 1983年 6月 クレハ・ケミカルズGmbH(ドイツ)(現・クレハGmbH)設立(現・連結子会社) 1986年 7月 茨城研究所(現・樹脂加工研究所)設置 1987年 4月 「フォートロンKPS」(PPS樹脂)製造開始
第8回デミング実施賞受賞 1960年 7月 家庭用ラップ「クレラップ」販売開始 1962年 5月 呉羽化成株式会社を合併 錦工場研究所(現・中央研究所)設置 10月 ナフサ熱分解・混合ガス法による塩化ビニル樹脂の製造を目的として呉羽油化株式会社設立 1963年 4月 栃木プラスチックス株式会社(現・クレハ合繊株式会社)設立(現・連結子会社) 1966年 7月 「クレハBTA」(MBS系耐衝撃強化剤)製造開始 1969年 2月 呉羽プラスチックス株式会社(現・樹脂加工事業所)設立 4月 原油分解技術を企業化するため呉羽石油化学工業株式会社設立 12月 炭素繊維製造開始 1970年 4月 クレハ・コーポレーション・オブ・アメリカ(アメリカ)(現・クレハ・アメリカInc.)設立(現・ 連結子会社) 呉羽油化株式会社を合併 5月 フッ化ビニリデン樹脂製造開始
呉羽紡績株式会社に吸収合併されましたが、 その後、塩素利用を根幹とする化学工業薬品および化学肥料の製造部門を分離し呉羽化学工業株式会社が設立されま した。設立以降の主な推移は次のとおりです。 1944年 6月 呉羽化学工業株式会社(現・株式会社クレハ)設立 1949年 4月 菊多運輸株式会社(現・クレハ運輸株式会社)設立(現・連結子会社) 5月 東京証券取引所に株式上場 1953年 9月 クレハロンおよび塩化ビニル樹脂の製造販売を目的として呉羽化成株式会社設立 1956年 3月 呉羽興業株式会社(現・クレハ建設株式会社)設立(現・連結子会社)
設立され、
株式会社クレハのAI業績分析レポート(2026年度)
クレハ (4023)|2026年3月期 ★激震赤字
フッ素樹脂PVDF世界トップ級+EVリチウムイオン電池バインダー。米国工場関連特別損失で激震赤字。
化学の企業一覧
株式会社クレハと同じ「化学」セクターの企業
化学の業種別ランキング
株式会社クレハが属する「化学」内での各指標ランキング