株式会社イーディーピー(7794)の決算・業績分析
株式会社イーディーピーの2026年有価証券報告書をAI分析。売上高5.2億円。営業利益13.6億円。その他製品。
目次
株式会社イーディーピーの2026年度 業績サマリー
株式会社イーディーピー(証券コード: 7794)の2026年度決算・業績分析。売上高は5.2億円。営業利益は13.6億円。純利益は24.1億円。有価証券報告書を基に、業績変化の要因・リスク・見通し・セグメント構成を AI が分析しました。
株式会社イーディーピーの従業員数(提出会社単体)は64人、 平均年収は475万円、平均年齢45.1歳、平均勤続年数3.9年です。平均年収は有価証券報告書の提出会社(単体)ベースで、持株会社の場合はグループ全体の平均と大きく異なることがあります。
株式会社イーディーピーの役員一覧(取締役・執行役員)
最新の有価証券報告書に記載されている役員(上位8名)。
| 役職 | 氏名 | 所有株式数(株) |
|---|---|---|
| 代表取締役 社長 | 藤森直治 | 1,056,900 |
| 代表取締役副 社長兼 総務部長 | 髙岸秀滋 | 56,500 |
| 常務取締役兼 生産部長 | 林雅志 | 7,200 |
| 取締役 | 光田好孝 | 1,000 |
| 取締役 | 槇徳子 | - |
| 常勤監査役 | 岡田宗久 | - |
| 監査役 | 大松信貴 | - |
| 監査役 | 大塚仁 | - |
株式会社イーディーピーの従業員数・平均年収・平均勤続年数の推移
有価証券報告書の「従業員の状況」に基づく年次推移(直近1年)。 従業員数・平均年収は提出会社(単体)の値です。 持株会社の場合は本社人員のみが集計対象となるため、グループ全体の平均年収とは大きく異なることがあります。
| 年度 | 従業員数 | 平均年齢 | 平均勤続年数 | 平均年収 |
|---|---|---|---|---|
| 2025年度 | 64人 | 45.1歳 | 3.9年 | 475万円 |
株式会社イーディーピーの大株主・株主構成
最新の有価証券報告書に記載されている大株主(上位10名)。
| 順位 | 株主名 | 所有株式数(千株) | 所有比率 |
|---|---|---|---|
| 1 | 藤森直治 | 1,056 | 7.35% |
| 2 | 竹内工業株式会社 | 911 | 6.34% |
| 3 | Cornes&Company Limited | 535 | 3.72% |
| 4 | (常任代理人 SMBC日興証券株式会社) | 444 | 3.09% |
| 5 | CBC株式会社 | 408 | 2.84% |
| 6 | 株式会社槌屋 | 400 | 2.78% |
| 7 | 旭ダイヤモンド工業株式会社 | 300 | 2.09% |
| 8 | 加茂睦和 | 300 | 2.09% |
| 9 | 三星ダイヤモンド工業株式会社 | 277 | 1.93% |
| 10 | 株式会社SBI新生銀行北城恪太郎 | 271 | 1.88% |
株式会社イーディーピーの事業内容
株式会社イーディーピー(E37709) 有価証券報告書 3【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社(株式会社イーディーピー)及び子会社2社により構成されてお り、ダイヤモンド単結晶の製造、販売、開発事業を主たる業務としております。 なお、当社グループは、ダイヤモンド単結晶の製造、販売、開発事業の単一セグメントであるため、セグメントごとの 記載はしておりません。 人工ダイヤモンドは宝石や研磨剤として広く使われています。1955年に超高圧合成法(注1)による人工合成技術が開 発され、1981年には気相合成技術が開発され、各種の応用に人工ダイヤモンドが使用されています。宝石については、天 然ダイヤモンドが使用されてきましたが、10数年前から人工ダイヤモンドが出始め、今では相当量の人工宝石が宝石店や ネットで販売されております。このような人工宝石は、LGD(Laboratory Grown Diamond:人工ダイヤモンド宝石、以下 「LGD」という。)と呼ばれ、既に欧米のみならず中国やインドでも、市場における認知が進んでおります。 当社はこの人工宝石を製造する手法の一つである気相合成法において、宝石を成長させるための元となる「種結晶」を 主要製品として、販売してきました。販売先のLGDのメーカーは、この種結晶を成長させて原石を作り、これをカットと 研磨を行い、宝石を作ります。最終的には宝飾品に加工して、消費者に届きます。従って、当社は、LGD市場のサプライ チェーンにおいて、最上流のポジションに位置しております。当社は産総研の開発した大型ダイヤモンド結晶製造技術を 移転し、それによって種結晶を製造し、LGDを製造する企業への販売を主なビジネスとして行ってきました。 当社が販売しております種結晶は、7x7mm〜15x15mmの正方形で、厚さが0.2mmや0.3mmの薄い板であります。人工宝 石製造会社は、これを気相合成法によって、3〜10mmの厚さまで成長させます。成長しますと形状としては粒状あるいは 厚い板状の宝石の原料となる結晶(原石)が出来あがります。このような結晶を、カットし研磨しますと、ルース(裸 石)になり、これを指輪等の宝飾品に取り付けます。当社のユーザーは原石を作っている企業でありますが、多くの場 合、原石を製作する企業は、ルースまで製作し、宝飾業者や宝石店に販売しております。 当社の種結晶は直接もしくは商社を通じて人工宝石製造会社等に供給し、そこでできた宝石は、直接もしくは宝石販売 会社等を通じて消費者に販売してきました。 一方、当社の生産技術は、産総研が開発した手法を元にしており、この技術の知的財産権は産総研が有し、当社は特許 等実施許諾契約(契約期限2026年10月31日)を締結しており、当該契約に基づき、他の製品を含み、販売した製品金額か ら算出した実施料を、産総研に納入しております。 当社のこのような事業は、グローバルに展開していますが、その事業系統図を以下に示します。 当社種結晶の事業系統図 宝石や研磨剤は、粒状のダイヤモンドを利用していますが、電子部品や光学部品等として利用する場合は、通常は板状 の材料を使用しております。当社は、ダイヤモンドの単結晶を、ガスから成長させる人工的な手法で製作し、これを電子 材料の分野などへ工業材料として販売しております。板状の単結晶ダイヤモンドを製造できることが大きな特徴です。こ れによって、砥粒分野以外の応用分野にとっては適用しやすいとともに、当社が採用する気相合成法以外の他の製造手法 や競合他社に比べ大型の単結晶が製造できるという、優位性を持っております。 現在では、当社の製品は、次第に一般的になってきている人工宝石生産に用いる元となる結晶(以下、「種結晶」とい う。)、ダイヤモンドを半導体材料として様々なデバイス(注2)へ使うための基板、高発熱のデバイスを冷やすための 材料(ヒートシンク)、原子レベルまでの精度が要求される精密加工切削工具等の分野において利用されております。当 社はこれ等の分野へ製品を開発し、出荷しております。人工宝石を製造するための種結晶が、主要な製品となっており、 当連結会計年度の売上高の58.9%を占めております。 ダイヤモンドは硬度が最も高いことから、従来から、石材などの硬質材料を切断、研磨する砥石として広く使われてお り、このための微小(0.3mm以下のもの)なダイヤモンド砥粒(注3)も、従来から一般的に人工合成技術によって作ら れておりました。一方で、ある程度のサイズを持ったダイヤモンド単結晶は、宝石としては多くの人の目に入るものです が、切削工具や光学部品として、工業用にはごく少量しか使われてお
株式会社イーディーピーの子会社・関連会社(上位2社)
有価証券報告書「関係会社の状況」に基づく主要子会社・関連会社。
| 会社名 | 区分 | 所在地 | 事業内容 | 議決権比率 |
|---|---|---|---|---|
| エス・エフ・ディー㈱ | 連結子会社 | 大阪府茨木市 | ダイヤモンドの応 用製品の開発、製 造、販売 | 100.0% |
| SFD India Private Limited | 連結子会社 | インド・スー ラット市 | ダイヤモンドの応 用製品の開発、製 造、販売 | 100.0% |
株式会社イーディーピーの沿革(24件)
有価証券報告書「沿革」セクションから自動抽出し、内容からM&A・新事業・国際展開などのカテゴリを推定して色分け表示しています。
ダイヤモンド1インチ単結晶ウエハの発売 (注)1.ダイヤモンド単結晶の利用する結晶面としてよく現れる、代表的な結晶面であります。最も硬い面であります が、n形半導体(電子が移動する半導体)を作製する成長工程においては、P(リン)が含有する層を成長させ やすいので、半導体関連の研究で使用されます。 2.半導体材料として使用するには、その物質の中を電子もしくは正孔(通常の状態に比べ電子が足りない状態) のどちらかが移動できるようにすることが必要です。このような2種類の半導体を、n形半導体(電子が移動 する半導体)、p形半導体(正孔が移動する半導体)と呼びます。ダイヤモンドは絶縁体でありますが、半導 体化するには、周期律表のⅢ属元素(BやAl)やⅤ属元素(P、As、Sb)を混入させます。n形半導体にはP (リン)を、p形半導体にはB(ボロン)を、結晶内に取り込ませれば(このことをドーピングという)それ ぞれの特性を持つ半導体となります。中でも、Bドーピングしたダイヤモンドは、広い範囲の電気伝導率の制 御が可能で、比較的利用が容易であります。当社は、通常の基板上にBドープ層を成長させ製品化しておりま す。 3.種結晶とは人工ダイヤモンド宝石を製造するために、気相合成法(メタンなどの炭素を含んだガスを、何等か の手段で活性化し、1,000℃程度の温度でダイヤモンドを生成する方法)でダイヤモンドを成長させるための、 元となる結晶であります。当社の主力製品で、代表的には7x7〜11x11mmの面積を持ち、0.3mmの厚さの板状の ダイヤモンドであります。
SFD Antwerp BVを設立
30x30mm単結晶基板の発売
エス・エフ・ディー株式会社によるLGD宝石の発売
13x13mm大型低抵抗ダイヤモンド基板の発売
SFD India Private Limitedを設立
エス・エフ・ディー株式会社を設立
15x15mm単結晶基板、種結晶の発売
低抵抗ダイヤモンド基板の発売
大阪府茨木市四丁目26番6号に島工場を設置 横江第1工場を横江工場に改称し、横江第2工場を開発部の拠点に変更
東京証券取引所グロース市場に株式を上場
大阪府茨木市横江一丁目2番9号に横江第2工場(現在は開発部の拠点に変更)を設置
本社工場の稼働を停止し、横江第2工場(現在は開発部の拠点に変更)の設置準備を開始
10x10mm種結晶(注3)の発売
Bドープエピ層(注2)付き基板の発売
大阪府茨木市横江一丁目17番3号に横江第1工場(現在は横江工場に改称)を設置
(111)面(注1)研究用基板の発売
1インチ(25x25mm)基板の発売
本社及び本社工場を大阪府豊中市上新田四丁目6番3号に移転
本社及び本社工場を大阪府茨木市五日市一丁目7番24号に移転
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)・イノベーション推進事業に採択
12.5mm長の長尺工具素材の発売
営業開始 産総研の研究成果を活用した事業を行う設立5年以内のベンチャーに付与される「産総研発ベン チャー」の称号付与
大阪府池田市緑丘一丁目8番31号に資本金10,000,000円で株式会社イーディーピーを設立
その他製品の企業一覧
株式会社イーディーピーと同じ「その他製品」セクターの企業
その他製品の業種別ランキング
株式会社イーディーピーが属する「その他製品」内での各指標ランキング