株式会社 西部技研(6223)の決算・業績分析
株式会社 西部技研の2025年有価証券報告書をAI分析。売上高343億円(+19.5%)。営業利益44.9億円。機械。
目次
株式会社 西部技研の2025年度 業績サマリー
株式会社 西部技研(証券コード: 6223)の2025年度決算・業績分析。売上高は343億円(前年比+19.5%)。営業利益は44.9億円(前年比+3.0%)。純利益は34.5億円(前年比+0.7%)。有価証券報告書を基に、業績変化の要因・リスク・見通し・セグメント構成を AI が分析しました。
株式会社 西部技研の従業員数(提出会社単体)は392人、 平均年収は617万円、平均年齢40.5歳、平均勤続年数11.3年です。平均年収は有価証券報告書の提出会社(単体)ベースで、持株会社の場合はグループ全体の平均と大きく異なることがあります。
株式会社 西部技研の配当金・配当利回り推移(直近3年)
有価証券報告書ベースの1株当たり配当金(DPS)、配当性向、EPSの年次推移。
| 年度 | 1株配当(円) | 配当性向 | EPS(円) |
|---|---|---|---|
| 2025年度 | 69.95 | 40.5% | 172.51 |
| 2024年度 | 60 | 36.9% | 162.76 |
| 2023年度 | 0.44 | 0.2% | 180.14 |
株式会社 西部技研の役員一覧(取締役・執行役員)
最新の有価証券報告書に記載されている役員(上位6名)。
| 役職 | 氏名 | 所有株式数(株) |
|---|---|---|
| 代表取締役社長 執行役員 | 隈扶三郎 | 7,209,400 |
| 取締役 常務執行役員 事業統括兼プロダクト営業本 部長 | 下薗誠 | 375,000 |
| 取締役 上席執行役員 経営管理本部長 | 平川美和 | 205,700 |
| 取締役 常勤監査等委員 | 田邊孝司 | 20,600 |
| 取締役 監査等委員 | 内田健二 | - |
| 取締役 監査等委員 | 市丸信敏 | - |
株式会社 西部技研の従業員数・平均年収・平均勤続年数の推移
有価証券報告書の「従業員の状況」に基づく年次推移(直近2年)。 従業員数・平均年収は提出会社(単体)の値です。 持株会社の場合は本社人員のみが集計対象となるため、グループ全体の平均年収とは大きく異なることがあります。
| 年度 | 従業員数 | 平均年齢 | 平均勤続年数 | 平均年収 |
|---|---|---|---|---|
| 2024年度 | 392人 | 40.5歳 | 11.3年 | 617万円 |
| 2023年度 | 348人 | 40.6歳 | 12年 | 584万円 |
株式会社 西部技研の大株主・株主構成
最新の有価証券報告書に記載されている大株主(上位10名)。
| 順位 | 株主名 | 所有株式数(千株) | 所有比率 |
|---|---|---|---|
| 1 | 株式会社グリーンフューチャー | 6,834 | 33.34% |
| 2 | 公益財団法人 隈科学技術・文化振興会 | 3,000 | 14.63% |
| 3 | 西部技研社員持株会 | 1,358 | 6.62% |
| 4 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 453 | 2.20% |
| 5 | 下薗 誠 | 375 | 1.82% |
| 6 | 隈 扶三郎 | 374 | 1.82% |
| 7 | 特定有価証券信託受託者 株式会社SMBC信 託銀行 | 350 | 1.70% |
| 8 | HSBC BANK PLC A/C M AND G (ACS) VALUE PARTNERS CHINA EQUITY FUND (常任代理人 香港上海銀行東京支店) | 319 | 1.55% |
| 9 | 野村信託銀行株式会社(投信口) | 219 | 1.06% |
| 10 | STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505025 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営 業部) | 214 | 1.04% |
株式会社 西部技研の事業内容
株式会社 西部技研(E38926) 有価証券報告書 3 【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社、連結子会社10社の計11社で構成されており、デシカント除湿 機やVOC濃縮装置等の製造、販売、据付工事等のサービスを主な事業として取り組んでおります。なお、当社グループ の事業は、空調事業の単一セグメントであるため、以下製品及びサービスごとに記載しております。 (1) 技術の特徴 当社は、1965年に前身となる株式会社西部技術研究所を立ち上げ、1974年に連続ハニカム成形技術(図1)を確 立いたしました。シート状の素材と波形の素材を交互に積層接着して形づくられるのが、当社グループ製品のコア となるハニカム積層体です。ハニカム積層体とは、ダンボールの板紙のようなものを何層にも重ねて作る構造体 で、断面が蜂の巣(honeycomb)に似ていることから、一般的にハニカムと呼ばれています。このハニカム積層体は、 空気抵抗が少なく、強度に優れ、表面積が広いという3つの特長を有しております。当社のコア技術は、多くの素材 をハニカム状に加工できることと、そのハニカムに様々な機能剤を添着し、特別な機能を持たせることです。この 技術を製品の心臓部となるハニカムローター(回転体)(写真1)に用い、デシカント除湿機やVOC濃縮装置、全熱 交換器(注1)等を世の中に提供してまいりました。私たちは設立当時より培ってきたこのハニカム加工技術の強 みを活かしながら、地球環境に貢献する製品を生み出し続けることを重要なミッションと考え、日々新たな技術を 磨いております。 図1:ハニカム成形技術の概念図 写真1:ハニカムローターの写真 注1:各製品の用途や特徴については、後述の「(2)主な製品」にて説明いたします。 (2) 主な製品 (デシカント除湿機) 一般空調に用いられる除湿には主に「冷却式」と「デシカント式=吸着式」の2つの方式があります。「冷却式」 は空気中の水分を冷却し結露させて除湿する方式です。一方「吸着式」は吸湿材に湿気を吸着させて空気を除湿す る方式です。デシカント式除湿機は、シリカゲルやゼオライト等の吸着材を用いてハニカム内部に湿気を吸着させ て空気を除湿します。空気を冷却する必要がないため、低温時や空気中に水分が少ない低露点環境においても、効 率的に除湿することができるのが特長です。 最終製品の品質維持のためにその製造工程で湿度コントロールを必要とする食品・製薬工場だけでなく、世界的 に需要が急増中のリチウムイオン電池、二次電池や有機ELといった先端技術の製造工程にも採用されています。ま た、美術館・博物館、スーパーマーケット、室内アイススケートリンク、発電所や船舶輸送においても使われてお 株式会社 西部技研(E38926) 有価証券報告書 り、その用途は多岐にわたります。販売・設置に加え、導入をご検討いただいている新規顧客もしくは一定期間限 定で使用される顧客に対しては、小型標準モデル機のレンタルサービスも提供しております。その中でも近年急拡 大している車載用電池の製造においては、高性能、高耐久性、高安全性といった厳しい品質基準が求められている ため、そのほとんどの工程で−40℃露点(注1)以下の非常に低湿な環境が不可欠であります。このような超低湿 環境を省エネルギー性も加味して実現するには一般的な冷却式除湿機では実質的に不可能で、現在のところデシカ ント除湿機のみが有効な方式であると認識され採用されております。 また、日本国内においては、デシカント除湿機を用いたドライルームシステムの設計、設置工事も行っており、 一般的な−40℃露点クラスから−90℃露点以下の超低露点まで幅広い要求にお応えしております。 デシカント除湿の原理 デシカント除湿機は下図のとおり、中心の除湿ローター、処理空気を送風する処理ファン、再生空気を送風する 再生ファン、再生空気を高温にするための再生ヒーターで構成された機器です。湿度の高い処理空気が処理ファン により除湿ローターの処理ゾーンへ送られ、除湿ローター内に含侵された吸着剤(シリカゲルもしくはゼオライ ト)により水分がローター内に吸着され、処理ゾーン出口より乾燥空気が供給されます。一方、その吸着された水 分はローターの回転により、再生ゾーンに運ばれ、そこに高温再生空気を給気することにより、吸着されていた水 分が脱着され、室外へ排出されます。この吸着と脱着のサイクルをローターの回転とファンにより連続的に除湿す る方式がデシカント除湿機です。なお、処理、再生ゾーン間は、互いの空気がリークして混合しないようなシール 構造と独立した風路により気密が保たれており
株式会社 西部技研の子会社・関連会社(上位10社)
有価証券報告書「関係会社の状況」に基づく主要子会社・関連会社。
| 会社名 | 区分 | 所在地 | 事業内容 | 議決権比率 |
|---|---|---|---|---|
| Seibu Giken DST AB (注)3、6 | 連結子会社 | スウェーデン | 主にヨーロッパでの デシカント除湿機等 の製造・販売事業 | 100.0% |
| Seibu Giken America, Inc. (注)3 | 連結子会社 | アメリカ | 米州での全熱交換器 等の製造・販売事業 | 100.0% |
| 西部技研環保節能設備(常 熟)有限公司(注)3、6 | 連結子会社 | 中国 | 中国でのVOC濃縮装 置等の製造・販売事 業 | 100.0% |
| 迪思特空气処理設備(常熟) 有限公司(注)3 | 連結子会社 | 中国 | 中国でのデシカント 除湿機等の製造・販 売事業 | 100.0% |
| 株式会社西部技研DRエンジニアリング | 連結子会社 | 福岡県古賀市 | 環境整備装置(主に ドライルーム)の販 売代理業 | 100.0% |
| Seibu Giken DST Poland SP. ZO.O. | 連結子会社 | ポーランド | デシカント除湿機の 製造事業及びポーラ ンドでのデシカント 除湿機の販売事業 | 100.0% |
| Seibu Giken DST America, Inc. | 連結子会社 | アメリカ | 米州でのデシカント 除湿機の販売事業 | 100.0% |
| Seibu Giken DST East Africa (注)5 | 連結子会社 | ケニア | アフリカ全土におけ るデシカント除湿機 の販売事業 | 100.0% |
| Seibu Giken Korea Co., Ltd. (注)3、6 | 連結子会社 | 大韓民国 | 韓国におけるVOC濃 縮装置及びデシカン ト除湿機等の販売事 業 | 100.0% |
| Seibu Giken & Kumyoung Environment, Inc. (注)3、7 | 連結子会社 | アメリカ | 米州での環境整備装 置(主にドライルー ム)の設置工事 | 80.0% |
株式会社 西部技研の沿革(30件)
有価証券報告書「沿革」セクションから自動抽出し、内容からM&A・新事業・国際展開などのカテゴリを推定して色分け表示しています。
アメリカ(ジョージア州)にKUMYOUNG ENG CO., LTD.との合弁会社Seibu Giken & Kumyoung Environment, Inc.を設立(80.0%所有、連結子会社)。 EDINET提出書類 株式会社 西部技研(E38926) 有価証券報告書 注1:フラットなペーパー状の基材をギアー成形機等により波状加工する技術 注2:コルゲーション成形を連続して行う成形機 注3:−40℃露点以下のような超低湿空気に除湿することが可能なシリカゲルとゼオライトの2つの吸着材を合成 ・含侵したハイブリッド除湿ローター 注4:水分を吸着し難く、揮発性有機化合物を選択的に吸着する合成ゼオライト 注5:ガスタービンエンジンを搭載した小型発電機の排熱を利用したデシカント除湿機 注6:ローターにした際に高性能な除湿性能と強度を示すように直径と長さを調整した安全なガラス繊維
東京証券取引所スタンダード市場に株式を上場。
ISO9001認証取得。
福岡県宗像市に宗像工場を建設。
大韓民国(京畿道華城市)にSeibu Giken Korea Co., Ltd.を設立(100.0%所有、連結子会社)。
室内CO 除去装置「SMART-SAVE」の商品化。 2
神奈川県高座郡寒川町に湘南事業所を開設。
本社社屋内に企業内保育所として、はにかむ保育園を開園。
福岡県古賀市に西部技研イノベーションセンターを建設。
ケニア(ナイロビ)にSeibu Giken DST East Africaを設立(100.0%間接所有、連結子会社)。
タイ(バンコク)に駐在員事務所を開設。
高性能VOC濃縮ローター「V-MAX」の商品化。
福岡県古賀市に㈱西部技研DRエンジニアリングを設立(100.0%所有、連結子会社)。
ポーランド(グディニャ)にSeibu Giken DST Poland SP. ZO.O.を設立(100.0%間接所有、連結子会 社)。
特殊ガラス繊維(注6)を用いた除湿ローター「D-MAX」の商品化。
アメリカ(ペンシルバニア州)にSeibu Giken DST America, Inc.を設立(100.0%間接所有、連結子会 社)。
中国(江蘇省常熟市)に西部技研環保節能設備(常熟)有限公司自社工場を建設。
中国(江蘇省常熟市)に迪思特空气処理設備(常熟)有限公司を設立(100.0%間接所有、連結子会 社)。
中国(江蘇省常熟市)に西部技研環保節能設備(常熟)有限公司を設立(100.0%所有、連結子会社)。
中国 上海に駐在員事務所を開設。
福岡県古賀市に第三工場を建設。
福岡県古賀市に第二工場を建設。
標準除湿機ドライセーブ「New-SGP」の商品化。
マイクロガスタービン排熱駆動型新デシカント空調機「E-SAVE」(注5)の商品化、本格販売を開始。
アメリカ(メリーランド州)にSeibu Giken America, Inc.を設立(100.0%所有、連結子会社)。
福岡県粕屋郡古賀町(現古賀市)に本社を移転し、工場を建設。
スウェーデンのDST社の全株式を取得し、Seibu Giken DST ABに商号変更(100.0%所有、連結子会 社)。
疎水性ゼオライト(注4)を用いた溶剤濃縮ローター「UZCR」の商品化。
超低露点シリカゲル・ゼオライトハイブリッド除湿ローター「SZCR」(注3)の商品化。
スウェーデン(スパンガ)のDST Sorptionsteknik ABと業務提携開始。
機械の企業一覧
株式会社 西部技研と同じ「機械」セクターの企業
機械の業種別ランキング
株式会社 西部技研が属する「機械」内での各指標ランキング