日本製紙株式会社(3863)の決算・業績分析
日本製紙株式会社の2026年有価証券報告書をAI分析。売上高1.19兆円。営業利益252億円。パルプ・紙。
目次
日本製紙株式会社の2026年度 業績サマリー
日本製紙株式会社(証券コード: 3863)の2026年度決算・業績分析。売上高は1.19兆円。営業利益は252億円。純利益は117億円。有価証券報告書を基に、業績変化の要因・リスク・見通し・セグメント構成を AI が分析しました。
日本製紙株式会社の従業員数(提出会社単体)は4,983人、 平均年収は677万円、平均年齢43歳、平均勤続年数21年です。平均年収は有価証券報告書の提出会社(単体)ベースで、持株会社の場合はグループ全体の平均と大きく異なることがあります。
日本製紙株式会社の2026年度 注目ポイント
- 製紙国内最大手級、新聞用紙・印刷用紙・段ボール+紙パック+液体紙容器(エンビロパック)。デジタル化で構造的縮小業界の優等生
- 総資産 1.74兆円、構造的縮小業界の中で復活路線、ROE 2.4%
日本製紙株式会社の売上高変化の要因
- •営業利益+27.9%・経常+49.0%・純利益+158.7% のトリプル増益爆増
- •包装紙・段ボール需要堅調、EC拡大の追い風
- •価格転嫁進捗、エネルギー価格安定化で原価率改善
- •営業CF 750億で安定キャッシュ創出
- •純利益 117億で前期(45億)から2.6倍化、復活路線
- •ROE 2.4% (前期1.0%)、改善するも依然低水準
日本製紙株式会社の営業利益変化の要因
- •ROE 2.4% (前期1.0%)、改善するも依然低水準
日本製紙株式会社の事業リスクと対応
デジタル化で印刷用紙・新聞用紙需要構造減少
対応: 包装紙・段ボール・木質バイオマス転換
原材料費(パルプ・古紙・エネルギー)上昇
対応: 価格転嫁・効率化
営業利益率 2.1% でパルプ・紙業界として薄利
対応: 事業構造改革
巨額減損リスク、不採算事業整理継続
対応: ポートフォリオ最適化
ROE 2.4% で資本効率課題
対応: 高採算品比率上昇
日本製紙株式会社の今後の見通し・業績予想
日本製紙株式会社の配当金・配当利回り推移(直近5年)
有価証券報告書ベースの1株当たり配当金(DPS)、配当性向、EPSの年次推移。
| 年度 | 1株配当(円) | 配当性向 | EPS(円) |
|---|---|---|---|
| 2026年度 | 14.92 | 14.7% | 101.69 |
| 2025年度 | 9.95 | 25.3% | 39.33 |
| 2024年度 | 29.97 | 15.2% | 197.09 |
| 2023年度 | 29.97 | - | -436.28 |
| 2022年度 | 39.84 | - | 17.23 |
日本製紙株式会社の役員一覧(取締役・執行役員)
最新の有価証券報告書に記載されている役員(上位10名)。
| 役職 | 氏名 | 所有株式数(株) |
|---|---|---|
| 取締役会長 | 馬城文雄 | 59,896 |
| 代表取締役社長 社長執行役員 | 野沢徹 | 40,667 |
| 代表取締役副社長 副社長執行役員 社長補佐 白板・包装用紙営業本部 管掌 | 飯塚匡信 | 16,968 |
| 取締役 | 安永敦美 | 16,568 |
| 取締役 常務執行役員バイオマスマテリアル事業推進本部長 | 杉野光広 | 14,443 |
| 取締役 常務執行役員 管理本部長 | 板倉智康 | 13,105 |
| 取締役 | 藤岡誠 | 1,000 |
| 取締役 | 八田陽子 | - |
| 取締役 | 救仁郷豊 | - |
| 常任監査役 (常勤) | 樹一成 | 12,613 |
日本製紙株式会社の従業員数・平均年収・平均勤続年数の推移
有価証券報告書の「従業員の状況」に基づく年次推移(直近5年)。 従業員数・平均年収は提出会社(単体)の値です。 持株会社の場合は本社人員のみが集計対象となるため、グループ全体の平均年収とは大きく異なることがあります。
| 年度 | 従業員数 | 平均年齢 | 平均勤続年数 | 平均年収 |
|---|---|---|---|---|
| 2025年度 | 4,983人 | 43歳 | 21年 | 677万円 |
| 2024年度 | 4,938人 | 43歳 | 21年 | 645万円 |
| 2023年度 | 5,060人 | 43歳 | 21年 | 660万円 |
| 2022年度 | 5,237人 | 43歳 | 21年 | 667万円 |
| 2021年度 | 5,329人 | 42歳 | 21年 | 658万円 |
日本製紙株式会社の大株主・株主構成
最新の有価証券報告書に記載されている大株主(上位10名)。
| 順位 | 株主名 | 所有株式数(千株) | 所有比率 |
|---|---|---|---|
| 1 | 日本マスタートラスト信託銀行 株式会社(信託口) (注)1 | 15,982,100 | 13.79% |
| 2 | 株式会社日本カストディ銀行(信 託口) (注)1 | 8,365,300 | 7.22% |
| 3 | 日本製紙従業員持株会 | 3,121,029 | 2.69% |
| 4 | 日本製紙取引先持株会 | 2,601,700 | 2.25% |
| 5 | 日本生命保険相互会社 | 2,473,165 | 2.13% |
| 6 | 大樹生命保険株式会社 | 2,258,900 | 1.95% |
| 7 | 株式会社みずほ銀行 | 2,000,000 | 1.73% |
| 8 | ステート ストリート バン ク ウェスト クライアント トリーティー 505234 (常任代理人 株式会社みずほ 銀行) | 1,703,800 | 1.47% |
| 9 | ステート ストリート バン ク アンド トラスト カンパ ニー 505223 (常任代理人 株式会社みずほ 銀行) | 1,384,668 | 1.19% |
| 10 | ジェーピー モルガン チェー ス バンク 385781 (常任代理人 株式会社みずほ 銀行) | 1,355,989 | 1.17% |
日本製紙株式会社の事業内容
日本製紙株式会社(E11873) 有価証券報告書 3 【事業の内容】 当社グループは、当社、子会社121社及び関連会社32社で構成され、その主な事業内容と、主要な会社の当社グルー プの事業に係る位置付け及びセグメントとの関連は、次のとおりです。 以下に示す区分は、セグメントと同一の区分です。 [紙・板紙事業] 洋紙、板紙、特殊紙、パルプ等の製造販売を行っています。 ・洋紙は、当社が製造販売、当社及び日本紙通商㈱他が仕入販売を行っています。十條サーマル社が欧州市場を中心 に感熱紙等の製造販売を行っています。 ・板紙は、当社他が製造販売、日本東海インダストリアルペーパーサプライ㈱他が販売を行っています。 ・特殊紙は、日本製紙パピリア㈱他が製造販売を行っています。 ・パルプは、当社他が製造仕入、販売を行っています。 [生活関連事業] 家庭紙、雑種紙、紙加工品、段ボール、化成品等の製造販売を行っています。 ・家庭紙は、日本製紙クレシア㈱他が製造販売を行っています。 ・紙加工品では、当社他が紙容器等の製造販売を行っています。Opal社が豪州市場を中心に紙器の製造販売を 行っています。日本ダイナウェーブパッケージング社が北米市場を中心に液体用紙容器原紙の製造販売を行ってい ます。リンテック㈱が粘着関連製品の製造販売を行っています。 ・段ボールは、Opal社及び日本トーカンパッケージ㈱が製造販売を行っています。 ・化成品は当社が製造し、㈱フローリック、日本紙通商㈱他が販売しています。 [エネルギー事業] 当社が発電設備の運転・管理、日本製紙石巻エネルギーセンター㈱、勇払エネルギーセンター合同会社他が電力の 卸供給販売を行っています。 [木材・建材・土木建設関連事業] 日本製紙木材㈱他が木材の仕入販売、日本製紙木材㈱が建材の仕入販売、エヌ・アンド・イー㈱他が建材の製造販 売を行っています。また、日本製紙ユニテック㈱他が土木建設事業を行っています。 [その他] 日本製紙物流㈱他が物流事業、日本製紙総合開発㈱他がレジャーその他の事業を行っています。 日本製紙株式会社(E11873) 有価証券報告書 事業系統図 2025年3月31日付の事業系統図は、次のとおりです。
日本製紙株式会社の子会社・関連会社(上位15社)
有価証券報告書「関係会社の状況」に基づく主要子会社・関連会社。
| 会社名 | 区分 | 所在地 | 事業内容 | 議決権比率 |
|---|---|---|---|---|
| 日本東海インダストリアルペーパーサプライ㈱ (注)4,6 | 連結子会社 | 東京都千代田区 | 紙・板紙事業 | 65.0% |
| 日本製紙パピリア㈱ | 連結子会社 | 東京都千代田区 | 紙・板紙事業 | 100.0% |
| 日本紙通商㈱ (注)4,7 | 連結子会社 | 東京都千代田区 | 紙・板紙事業 生活関連事業 | 100.0% |
| 太田紙販売㈱ | 連結子会社 | 東京都台東区 | 紙・板紙事業 | 100.0% |
| 国永紙業㈱ | 連結子会社 | 埼玉県草加市 | 紙・板紙事業 | 100.0% |
| ㈱サンオーク | 連結子会社 | 東京都千代田区 | 紙・板紙事業 | 100.0% |
| 十條サーマル | 連結子会社 | フィンランド エウラ市 | 紙・板紙事業 | 100.0% |
| サイアム・ニッポン・ インダストリアル・ペーパー | 連結子会社 | タイ ラチャブリ県 バンポン郡 | 紙・板紙事業 | 55.0% |
| 日本製紙USA | 連結子会社 | 米国 ワシントン州 | 紙・板紙事業 | 100.0% |
| 日本製紙クレシア㈱ | 連結子会社 | 東京都千代田区 | 生活関連事業 | 100.0% |
| クレシア春日㈱ | 連結子会社 | 静岡県富士市 | 生活関連事業 | 80.0% |
| ㈱フローリック | 連結子会社 | 東京都豊島区 | 生活関連事業 | 100.0% |
| 日本製袋㈱ | 連結子会社 | 東京都千代田区 | 生活関連事業 | 100.0% |
| 共栄製袋㈱ | 連結子会社 | 東京都文京区 | 生活関連事業 | 81.3% |
| Оpal社 (オーストラリアン・ペーパー及びその子会社15社) (注)4,8 | 連結子会社 | オーストラリア ビクトリア州 | 生活関連事業 | 100.0% |
日本製紙株式会社の沿革(28件)
有価証券報告書「沿革」セクションから自動抽出し、内容からM&A・新事業・国際展開などのカテゴリを推定して色分け表示しています。
オーストラリアン・ペーパー社が、オローラ社から豪州・ニュージーランド事業の板紙パッケー ジ部門を譲受け(同社の既存事業を含めた事業体「Opal(オパール)社」として運営)
日本東海インダストリアルペーパーサプライ株式会社を設立、同年10月に当社紙・板紙事業にお ける販売機能を、同社を承継会社として吸収分割
日本ダイナウェーブパッケージング社を設立
当社を存続会社として、当社と株式会社日本製紙グループ本社が合併
当社を存続会社として、当社と日本大昭和板紙株式会社、日本紙パック株式会社及び日本製紙ケ ミカル株式会社が合併
オーストラリアン・ペーパー社を株式取得により、完全子会社化
日本製紙クレシア株式会社を、吸収分割により株式会社日本製紙グループ本社へ分割
日本紙通商株式会社と株式会社マンツネが合併
サンミック商事株式会社とコミネ日昭株式会社が合併、日本紙通商株式会社に商号を変更
に日 本製紙クレシア株式会社に商号を変更)
当社機能材料事業を日本製紙ケミカル株式会社に移管
十條商事株式会社とサンミック千代田株式会社が合併、商号はサンミック商事株式会社
に株式会社日本製紙グループ本社に商号を変更)」を設立
当社と大昭和製紙株式会社、日本紙共販株式会社が合併
に日本製紙総合開発株式会社に商号 を変更)に移管
当社外材事業と株式会社新陽の物資事業を十條木材株式会社に営業譲渡、日本製紙木材株式会社 に商号を変更 当社飲料用液体紙容器事業を、十條セントラル株式会社を承継会社として分社型吸収分割、日本 紙パック株式会社に商号を変更 当社DP・化成品事業を分社型新設分割、日本製紙ケミカル株式会社を設立
当社と大昭和製紙株式会社が共同で、日本紙共販株式会社を設立
山陽国策産業株式会社と十條開発株式会社が合併、エヌピー総合開発株式会社に商号を変更
サンミック通商株式会社と千代田紙業株式会社が合併、サンミック千代田株式会社に商号を変更
当社と山陽国策パルプ株式会社が合併、日本製紙株式会社に商号を変更
東北製紙株式会社に資本参加
当社勿来工場新設
当社と東北パルプ株式会社が合併(現当社石巻工場)
九州3工場統合工事完成(現当社八代工場)
十條セントラル株式会社設立
十條キンバリー株式会社設立
十條製紙株式会社設立
1日、過度経済力集中排除法にもとづく決定整備計画で解体された旧王子製紙株式会社の第二会 社の一つである十條製紙株式会社として、資本金2億8千万円をもって発足しました。 当社及び当社グループの設立後の主要事項は次のとおりです。 年月 主要事項
日本製紙株式会社のAI業績分析レポート(2026年度)
日本製紙 (3863)|2026年3月期
製紙国内最大手級。デジタル化逆風も価格転嫁+EC段ボール需要で復活路線。
パルプ・紙の企業一覧
日本製紙株式会社と同じ「パルプ・紙」セクターの企業
パルプ・紙の業種別ランキング
日本製紙株式会社が属する「パルプ・紙」内での各指標ランキング