カルナバイオサイエンス株式会社(4572)の決算・業績分析
カルナバイオサイエンス株式会社の2025年有価証券報告書をAI分析。売上高5.8億円(-9.0%)。営業利益-21.4億円。医薬品。
目次
カルナバイオサイエンス株式会社の2025年度 業績サマリー
カルナバイオサイエンス株式会社(証券コード: 4572)の2025年度決算・業績分析。売上高は5.8億円(前年比-9.0%)。営業利益は-21.4億円(前年比-3.1%)。純利益は-21.7億円(前年比+0.3%)。有価証券報告書を基に、業績変化の要因・リスク・見通し・セグメント構成を AI が分析しました。
カルナバイオサイエンス株式会社の従業員数(提出会社単体)は60人、 平均年収は795万円、平均年齢47.1歳、平均勤続年数11.3年です。平均年収は有価証券報告書の提出会社(単体)ベースで、持株会社の場合はグループ全体の平均と大きく異なることがあります。
カルナバイオサイエンス株式会社の配当金・配当利回り推移(直近5年)
有価証券報告書ベースの1株当たり配当金(DPS)、配当性向、EPSの年次推移。
| 年度 | 1株配当(円) | 配当性向 | EPS(円) |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | 0 | - | -121.64 |
| 2023年度 | 0 | - | -68.62 |
| 2022年度 | 0 | - | -99.1 |
| 2021年度 | 0 | - | -42.1 |
| 2020年度 | 0 | - | -90.33 |
カルナバイオサイエンス株式会社の役員一覧(取締役・執行役員)
最新の有価証券報告書に記載されている役員(上位8名)。
| 役職 | 氏名 | 所有株式数(株) |
|---|---|---|
| 代表取締役社長 | 吉野公一郎 | 333,900 |
| 取締役チーフサイエンティフィックオフィサー | 澤匡明 | 106,000 |
| 取締役 経営管理本部長兼経理部長兼 人事総務部長 兼 CarnaBio USA, Inc. President | 山本詠美 | 54,600 |
| 取締役チーフデベロップメントオフィサー兼 CarnaBio USA, Inc. Chief Development Officer | 有村昭典 | 16,500 |
| 取締役(注)2 | 鈴木香 | - |
| 取締役 (監査等委員)(注)2 | 有田篤雄 | 8,000 |
| 取締役 (監査等委員)(注)2 | 小笠原嗣朗 | 7,500 |
| 取締役 (監査等委員)(注)2 | 松井隆雄 | - |
カルナバイオサイエンス株式会社の従業員数・平均年収・平均勤続年数の推移
有価証券報告書の「従業員の状況」に基づく年次推移(直近5年)。 従業員数・平均年収は提出会社(単体)の値です。 持株会社の場合は本社人員のみが集計対象となるため、グループ全体の平均年収とは大きく異なることがあります。
| 年度 | 従業員数 | 平均年齢 | 平均勤続年数 | 平均年収 |
|---|---|---|---|---|
| 2024年度 | 60人 | 47.1歳 | 11.3年 | 795万円 |
| 2023年度 | 64人 | 46.8歳 | 10.3年 | 702万円 |
| 2022年度 | 62人 | 46.1歳 | 9.8年 | 708万円 |
| 2021年度 | 61人 | 45.1歳 | 9.1年 | 634万円 |
| 2020年度 | 61人 | 45.1歳 | 8.6年 | 673万円 |
カルナバイオサイエンス株式会社の大株主・株主構成
最新の有価証券報告書に記載されている大株主(上位10名)。
| 順位 | 株主名 | 所有株式数(千株) | 所有比率 |
|---|---|---|---|
| 1 | MSIP CLIENT SECURITIES (常任代理人 モルガン・スタン レーMUFG証券株式会社) | 1,279,712 | 6.70% |
| 2 | 小野薬品工業株式会社 | 504,500 | 2.64% |
| 3 | BNYM SA/NV FOR BNYM FOR BNYM GCM CLIENT ACCTS M ILM FE (常任代理人 株式会社三菱UFJ銀 行) | 468,704 | 2.45% |
| 4 | 上原 俊彦 | 405,700 | 2.12% |
| 5 | 堀田 和男 | 350,000 | 1.83% |
| 6 | 吉野 公一郎 | 333,900 | 1.74% |
| 7 | 鈴木 隆啓 | 300,000 | 1.57% |
| 8 | STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505019 (常任代理人 株式会社みずほ銀 行決済営業部) | 214,500 | 1.12% |
| 9 | BNY GCM CLIENT ACCOUNT JPRD AC ISG (FE−AC) (常任代理人 株式会社三菱UFJ銀 行) | 201,211 | 1.05% |
| 10 | 小川 義水 | 200,000 | 1.04% |
カルナバイオサイエンス株式会社の事業内容
カルナバイオサイエンス株式会社(E00987) 有価証券報告書 3 【事業の内容】 (1) 事業の背景 ① キナーゼへの着目 がん疾患、リウマチなどの免疫・炎症疾患、アルツハイマー病などの神経変性疾患では、生体恒常性機能に異常を きたしており、生体内では異常なシグナル伝達が起こっていることが知られています。この原因と考えられている分 子のひとつに、細胞内外の情報伝達をつかさどるキナーゼ(*)と呼ばれる酵素があります。このキナーゼが遺伝子変 異やストレスなどによって異常な働きになった場合には、シグナル伝達機能に支障をきたし病気につながることが知 られています。当社は、このキナーゼを主な創薬標的として画期的な新薬の創製を目指し研究開発を行っておりま す。 ② キナーゼ阻害薬の活躍 がん、炎症、リウマチなどの疾患では、細胞のなかに存在する特定のキナーゼが遺伝子変異やストレスなどによっ て異常な働きになり、それが原因となって生体恒常性機能に異常を引き起こしていることが徐々に明らかになってき ました。しかしながら、キナーゼは生体内に500種類近く存在し、生命機能において大変重要な働きを担っているた め、近年になるまで、キナーゼを阻害する薬の開発は副作用懸念のために進んでいませんでした。 その流れを変えたのが、2001年に米国で販売が開始されたBCR-ABLチロシンキナーゼを選択的に阻害する慢性骨髄 性白血病治療薬のグリベック® (一般名:イマチニブ、製造販売元:Novartis AG)の成功です。この成功により、特 定のキナーゼの働きのみを選択的に抑制する、安全で有効な分子標的薬(*)の研究が製薬企業で活発に進められるよ うになり、その後、様々ながんの治療薬として次々に大型のキナーゼ阻害薬(*)が誕生し、多くのがん患者に届けら れています。また、免疫・炎症疾患を対象としたゼルヤンツ®(一般名:トファシチニブ、製造発売元:Pfizer Inc. )が、米国FDA(U.S. Food and Drug Administration)により承認されると、キナーゼは、がん疾患のみならず、 様々な疾患の創薬標的として認知され、その研究開発が拡がりをみせました。さらに最近では、欧米の製薬企業だけ でなく、わが国の製薬企業が開発した低分子のキナーゼ阻害剤が相次いで上市されるなど、今後もブロックバスター と呼ばれる大型新薬を目指した製薬企業によるキナーゼ阻害薬の開発は発展していくものと予想されます。 さらに、がん治療分野における画期的な進展として、ヒト型抗ヒトPD-1モノクローナル抗体であるオプジーボ® (一般名:ニボルマブ、製造発売元:小野薬品工業株式会社等)に代表されるがん免疫療法に基づくバイオ医薬品の 相次ぐ承認が挙げられます。一部の患者では治療により寛解する等、これまでにない成果を挙げていますが、多くの 患者に効果が出るよう、こうしたがん免疫療法薬の効果をさらに高めることが重要な課題となっています。その代表 的なアプローチとして、がん免疫療法薬と他の低分子医薬品との併用療法が注目されており、そのような薬剤の一つ としてキナーゼ阻害薬が成果を挙げつつあります。特に、エーザイ株式会社が開発したレンビマ®は、抗PD-1抗体で あるキイトルーダ®(一般名:ペムブロリズマブ、製造販売元:Merck & Co., Inc.)との併用で高い抗腫瘍効果を示 したことから、メガファーマとの大型提携に発展しています。このように、キナーゼ阻害薬は、単剤としての効果の みならず、これら併用療法において治療効果を高める薬剤としても大いに期待されます。 上記のような分子標的薬は、特定の疾患において特異的に発現している標的分子を選択的に阻害するため、効果的 でかつ副作用が少ないという特徴をもっており、加えてコンパニオン診断による投薬前の事前検査を行うことで、治 療効果が高いと判定された患者への投薬が可能となり、より高い安全性と治療効果をもたらし、個別化医療の実現に 着実に近づくことが期待されます。現在、70を超えるキナーゼ阻害薬が米国FDAにおいて承認されているとともに、 世界中の製薬企業やバイオベンチャーでさらに新薬候補品が研究開発され、臨床試験段階に入っております。 カルナバイオサイエンス株式会社(E00987) 有価証券報告書 (注)図中のATP(*)については、「第4 提出会社の状況 4 コーポレート・ガバナンスの状況等」の末尾の用語解説 をご参照願います。 ③ 低分子経口薬(分子標的薬)の社会的価値 細胞内にあるキナーゼという酵素をターゲットとするキナーゼ阻害薬は、従来の治療薬と比較して治療効果が高 く、副作用が少ないと
カルナバイオサイエンス株式会社の子会社・関連会社(上位1社)
有価証券報告書「関係会社の状況」に基づく主要子会社・関連会社。
| 会社名 | 区分 | 所在地 | 事業内容 | 議決権比率 |
|---|---|---|---|---|
| CarnaBio USA, Inc. | 連結子会社 | 米国 マサチューセッツ州 | 創薬支援事業 創薬事業 | 100.0% |
カルナバイオサイエンス株式会社の沿革(3件)
有価証券報告書「沿革」セクションから自動抽出し、内容からM&A・新事業・国際展開などのカテゴリを推定して色分け表示しています。
に カルナバイオサイエンス株式会社を設立しました。 (2) 当社社名の由来 当社の社名である「カルナ(Carna)」はローマ神話の「人間の健康を守る女神」です。また「身体の諸器官を働か せる女神」、「人間生活の保護女神」などとも言われています。 当社は生命科学「バイオサイエンス(Bioscience)」を探究することで「人々の生命を守り、健康に貢献すること を目指す。」ことを基本理念としています。当社はまさに「カルナ(Carna)=人間の健康を守る女神」でありたいと 考えています。 年月 概要 2003年 4月 日本オルガノン株式会社をスピンオフし、兵庫県神戸市にキナーゼ(*)に特化した創薬支援 事業及び創薬事業の展開を目的として、カルナバイオサイエンス株式会社(資本金10百万 円)を設立 2003年 10月 神戸国際ビジネスセンター(KIBC)にて業務を開始 2004年 8月 神戸バイオメディカル創造センター(BMA)に研究室を新規開設し、低分子化合物の初期評 価を行うための動物実験を開始 2007年 10月 創薬研究(*)のさらなる加速を目的として、神戸健康産業開発センター(HI-DEC)に化学実 験施設を新規開設 2008年 3月 ジャスダック証券取引所NEOに株式を上場 2008年 4月 CarnaBio USA, Inc.を米国マサチューセッツ州に設立(現 連結子会社) 2008年 12月 神戸バイオメディカル創造センターに本社及び研究所(以下「本社」、「BMAラボ」とい う)を移転集約 2010年 4月 ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所との合併に伴い、大阪証券取引所(NEO市 場)に株式を上場 2010年 10月 大阪証券取引所ヘラクレス市場、同取引所JASDAQ市場及び同取引所NEO市場の各市場の統合 に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(グロース)に株式を上場 2013年 7月 大阪証券取引所及び東京証券取引所の現物市場の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(グ ロース)に株式を上場 2019年 2月 米国カリフォルニア州に臨床開発オフィスを開設 2022年 4月 東京証券取引所グロース市場に市場区分を変更 (注) *を付している専門用語については、「第4 提出会社の状況 4 コーポレート・ガバナンスの状況等」の末尾 に用語解説を設け、説明しております。
には日本オルガノンの医薬研究所の存続が不透明となりました。そこで、当時の日本オルガノンの医 薬研究所の幹部である当社創業メンバーは、医薬品のターゲットとしてキナーゼが高い注目を集めていることから、 キナーゼ関連の創薬及び創薬支援事業には大きなビジネスチャンスがあると判断し、日本オルガノンから分離・独立 してバイオベンチャーを設立することを日本オルガノン及びN.V.オルガノンに打診、話し合いの結果、
にオランダの製薬企業 Organon N.V.(以下「N.V.オルガノン」という)は、鐘紡株式会社より新薬事業 の営業譲渡を受け、この中の研究部門が母体となり、同社の日本法人である日本オルガノン株式会社(以下「日本オ ルガノン」という)内に医薬研究所が開設されました。当該研究所は、2001年よりキナーゼ(*)に特化して、新規キ ナーゼ探索、遺伝子クローニング、キナーゼの発現、キナーゼのアッセイ(*)系構築を行ってきました。ところがその 後、N.V.オルガノンは、主力製品の特許切れにより業績に陰りが見えたため、全世界的なリストラを開始し、その結 果、
医薬品の企業一覧
カルナバイオサイエンス株式会社と同じ「医薬品」セクターの企業
医薬品の業種別ランキング
カルナバイオサイエンス株式会社が属する「医薬品」内での各指標ランキング