第一三共株式会社(4568)の決算・業績分析
第一三共株式会社の2026年有価証券報告書をAI分析。売上高2.12兆円。営業利益2,291億円。医薬品。
目次
第一三共株式会社の2026年度 業績サマリー
第一三共株式会社(証券コード: 4568)の2026年度決算・業績分析。売上高は2.12兆円。営業利益は2,291億円。純利益は2,599億円。有価証券報告書を基に、業績変化の要因・リスク・見通し・セグメント構成を AI が分析しました。
第一三共株式会社の従業員数(提出会社単体)は6,252人、 平均年収は1114万円、平均年齢46歳、平均勤続年数20.3年です。平均年収は有価証券報告書の提出会社(単体)ベースで、持株会社の場合はグループ全体の平均と大きく異なることがあります。
第一三共株式会社の2026年度 注目ポイント
- 国内3大医薬品メーカー。抗がん剤エンハーツ(乳がん・胃がん・肺がん)を主力に、新薬パイプライン豊富な研究開発型グローバル製薬企業
- 米国アストラゼネカと共同販促、エンハーツのブロックバスター化進行
- 営業利益率 10.8%、ROE 10.5%
第一三共株式会社の売上高変化の要因
- •抗がん剤エンハーツ(乳がん・胃がん・肺がん)売上爆増、グローバル展開覚醒モード継続
- •米国アストラゼネカ共同販促でエンハーツがブロックバスター化
- •新薬パイプライン(イサツキシマブ・ダトロウェイ)も覚醒、ピーク売上見込み
- •売上+12.6%、医薬品業界では大幅伸長覚醒モード(売上 2兆1,231億 (+12.6%))
- •R&D投資拡大で営業利益は一時的圧迫▲31%、将来覚醒の仕込み(営業利益 2,291億 (▲31.0%))
- •為替差益+持分法益で経常利益+ぶち上げ(経常利益 2,634億)
第一三共株式会社の営業利益変化の要因
- •R&D投資拡大で営業利益は一時的圧迫▲31%、将来覚醒の仕込み(営業利益 2,291億 (▲31.0%))
第一三共株式会社の事業リスクと対応
R&D投資拡大で営業利益▲31%減、収益化までの先行投資負担
対応: 新薬パイプライン早期上市・売上拡大
エンハーツ特許切れリスク(中期的にバイオシミラー競合)
対応: 後続新薬(ダトロウェイ・イサツキシマブ)で代替
薬価改定圧力、特に米国で薬価引下げ法案の影響
対応: 高薬価が必要な革新的新薬への注力
為替変動リスク(海外売上比率高)
対応: 為替予約
臨床試験失敗リスク・薬事承認遅延
対応: ポートフォリオ分散
第一三共株式会社の今後の見通し・業績予想
第一三共株式会社の配当金・配当利回り推移(直近5年)
有価証券報告書ベースの1株当たり配当金(DPS)、配当性向、EPSの年次推移。
| 年度 | 1株配当(円) | 配当性向 | EPS(円) |
|---|---|---|---|
| 2026年度 | 67.8 | 48.3% | 140.44 |
| 2025年度 | 59.9 | 38.4% | 155.96 |
| 2024年度 | 34.45 | 32.9% | 104.69 |
| 2023年度 | 28.05 | 49.3% | 56.96 |
| 2022年度 | 26.57 | 76.0% | 34.94 |
第一三共株式会社の役員一覧(取締役・執行役員)
最新の有価証券報告書に記載されている役員(上位10名)。
| 役職 | 氏名 | 所有株式数(株) |
|---|---|---|
| 代表取締役 会長 会長執行役員 | 眞鍋淳 | 168 |
| 代表取締役 社長兼CEO 社長執行役員 | 奥澤宏幸 | 51 |
| 代表取締役 | 平島昭司 | 76 |
| 取締役 | 福岡隆 | 20 |
| 取締役 専務執行役員 | 松本高史 | 45 |
| 社外取締役 (取締役会議長) | 釡和明 | 6 |
| 社外取締役 (報酬委員会委員長) | 野原佐和子 | 2 |
| 社外取締役 | 小松康宏 | 0 |
| 社外取締役 (指名委員会委員長) | 西井孝明 | 3 |
| 社外取締役 | 本間洋 | 1 |
第一三共株式会社の従業員数・平均年収・平均勤続年数の推移
有価証券報告書の「従業員の状況」に基づく年次推移(直近5年)。 従業員数・平均年収は提出会社(単体)の値です。 持株会社の場合は本社人員のみが集計対象となるため、グループ全体の平均年収とは大きく異なることがあります。
| 年度 | 従業員数 | 平均年齢 | 平均勤続年数 | 平均年収 |
|---|---|---|---|---|
| 2025年度 | 6,252人 | 46歳 | 20.3年 | 1114万円 |
| 2024年度 | 5,817人 | 45.5歳 | 20.3年 | 1113万円 |
| 2023年度 | 5,756人 | 45.3歳 | 20.3年 | 1120万円 |
| 2022年度 | 5,725人 | 44.8歳 | 20年 | 1095万円 |
| 2021年度 | 5,703人 | 44.4歳 | 19.6年 | 1117万円 |
第一三共株式会社の大株主・株主構成
最新の有価証券報告書に記載されている大株主(上位10名)。
| 順位 | 株主名 | 所有株式数(千株) | 所有比率 |
|---|---|---|---|
| 1 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社 (信託口) | 330,755 | 17.69% |
| 2 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 141,079 | 7.55% |
| 3 | STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済 営業部) | 103,759 | 5.55% |
| 4 | JP MORGAN CHASE BANK 385632 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済 営業部) | 86,600 | 4.63% |
| 5 | 日本生命保険相互会社 (常任代理人 日本マスタートラスト信 託銀行株式会社) | 85,863 | 4.59% |
| 6 | STATE STREET BANK WEST CLIENT - TREATY 505234 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営 業部) | 37,003 | 1.98% |
| 7 | GOVERNMENT OF NORWAY (常任代理人 シティバンク、エヌ・エ イ東京支店) | 28,022 | 1.50% |
| 8 | JP MORGAN CHASE BANK 385781 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済 営業部) | 26,826 | 1.44% |
| 9 | STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505223 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済 営業部) | 26,551 | 1.42% |
| 10 | みずほ信託銀行株式会社 退職給付信 託 みずほ銀行口 再信託受託者 株式 会社日本カストディ銀行 | 25,014 | 1.34% |
第一三共株式会社の事業内容
第一三共株式会社(E00984) 有価証券報告書 3【事業の内容】 当社グループは、当社と子会社48社、関連会社2社の計51社で構成され、医薬品等の製造販売を主な事業内容とし ております。 当社グループの営んでいる主な事業内容と当社グループを構成している各関係会社の当該事業に係る位置付けは、 次のとおりであります。 なお、当社グループは、報告セグメントが単一であるため、セグメント情報の記載を省略しております。 国内(10社): 当社は医薬品の研究開発・製造・販売を行っております。連結子会社の第一三共プロファーマ㈱及び第一三共 ケミカルファーマ㈱は医薬品の製造を行っております。連結子会社の第一三共ヘルスケア㈱は一般用医薬品等の 研究開発・販売を、第一三共バイオテック㈱はワクチンの研究開発・製造をそれぞれ行っております。 第一三共プロファーマ㈱、第一三共ケミカルファーマ㈱、第一三共バイオテック㈱は当社に製品を供給してお ります。当社は連結子会社の第一三共バイオテック㈱に研究開発業務を委託しております。 連結子会社の第一三共ビジネスアソシエ㈱は当社及び国内グループ各社に人事や経理等の事務サービスを提供 しているほか不動産賃貸及び保険代理業務等多岐にわたる業務を行っております。 海外(41社): 米国において、持株会社である連結子会社の第一三共U.S.ホールディングスInc.のもと、連結子会社の第一 三共Inc.は医薬品の研究開発・販売を行っております。当社は第一三共Inc.に製品の供給、研究開発業務の委託 をしております。第一三共Inc.の子会社であるアメリカン・リージェントInc.は医薬品の研究開発・製造・販売 を行っております。 欧州において、連結子会社の第一三共ヨーロッパGmbH及びそのグループ会社19社は、欧州各国で医薬品の研究 開発・製造・販売を行っております。当社は第一三共ヨーロッパGmbHに原料の供給、製造の委託、研究開発業務 の委託をしております。 その他の地域において、連結子会社の第一三共(中国)投資有限公司、第一三共製薬(上海)有限公司及び第 一三共ブラジルLtda.等は医薬品の研究開発・製造・販売を行っており、当社はそれぞれの会社に中間体及び製 品を供給しております。 第一三共株式会社(E00984) 有価証券報告書 当社グループの状況について事業系統図を示すと次のとおりであります。
第一三共株式会社の子会社・関連会社(上位15社)
有価証券報告書「関係会社の状況」に基づく主要子会社・関連会社。
| 会社名 | 区分 | 所在地 | 事業内容 | 議決権比率 |
|---|---|---|---|---|
| 第一三共ヘルスケア㈱ | 連結子会社 | 東京都中央区 | 医薬品 | 100.0% |
| 第一三共プロファーマ㈱ | 連結子会社 | 東京都中央区 | 医薬品 | 100.0% |
| 第一三共ケミカルファーマ㈱ | 連結子会社 | 東京都中央区 | 医薬品 | 100.0% |
| 第一三共バイオテック㈱ | 連結子会社 | 埼玉県北本市 | 医薬品 | 100.0% |
| 第一三共ビジネスアソシエ㈱ | 連結子会社 | 東京都中央区 | その他 | 100.0% |
| 第一三共U.S.ホールディングスInc. | 連結子会社 | アメリカ ニュージャージー | 医薬品 | 100.0% |
| 第一三共Inc. | 連結子会社 | アメリカ ニュージャージー | 医薬品 | 100.0% |
| アメリカン・リージェントInc. | 連結子会社 | アメリカ ニューヨーク | 医薬品 | 100.0% |
| 第一三共ヨーロッパGmbH | 連結子会社 | ドイツ ミュンヘン | 医薬品 | 100.0% |
| 第一三共フランスS.A.S. | 連結子会社 | フランス リュ・エル・マルメ ゾン | 医薬品 | 100.0% |
| 第一三共ドイツGmbH | 連結子会社 | ドイツ ミュンヘン | 医薬品 | 100.0% |
| 第一三共イタリアS.p.A. | 連結子会社 | イタリア ローマ | 医薬品 | 100.0% |
| 第一三共スペインS.A. | 連結子会社 | スペイン マドリッド | 医薬品 | 100.0% |
| 第一三共UK Ltd. | 連結子会社 | イギリス バッキンガムシャー | 医薬品 | 100.0% |
| 第一三共(中国)投資有 限公司 | 連結子会社 | 中国 上海 | 医薬品 | 100.0% |
第一三共株式会社の沿革(25件)
有価証券報告書「沿革」セクションから自動抽出し、内容からM&A・新事業・国際展開などのカテゴリを推定して色分け表示しています。
第一三共プロファーマ株式会社及び第一三共ケミカルファーマ株式会社を吸収合併
第一三共エスファ株式会社の株式をクオールホールディングス株式会社に一部譲渡、持分法適用関 連会社化
東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、東京証券取引所市場第一部からプライム市場に移行
ジャパンワクチン株式会社を解散
ルイトポルド・ファーマシューティカルズInc.の会社名をアメリカン・リージェントInc.に変更
第一三共バイオテック株式会社を設立
北里第一三共ワクチン株式会社の全株式取得により同社を完全子会社化
ランバクシー・ラボラトリーズLtd.がサン・ファーマシューティカル・インダストリーズLtd.に吸 収合併されたことにより、同社グループを連結の範囲から除外
アンビット・バイオサイエンシズCorp.の株式取得により同社を子会社化
ジャパンワクチン株式会社を設立
第一三共(中国)投資有限公司を設立
プレキシコンInc.の株式取得により同社を子会社化
北里第一三共ワクチン株式会社を設立
第一三共エスファ株式会社を設立
ランバクシー・ラボラトリーズLtd.の株式取得により同社グループを子会社化
第一三共ヘルスケア株式会社がゼファーマ株式会社を吸収合併
当社が三共株式会社及び第一製薬株式会社を吸収合併
欧州において三共ファルマGmbH(含グループ各社)の商号を、第一三共ヨーロッパGmbH(グルー プ)に変更
ゼファーマ株式会社の全株式をアステラス製薬株式会社より取得
米国において三共ファルマInc.(存続会社)と第一ファーマ・ホールディングスInc.、第一ファー マシューティカルCorp.及び第一メディカル・リサーチInc.が合併、第一三共Inc.に商号変更
第一三共ヘルスケア株式会社を設立
当社設立 東京証券取引所第一部に株式を上場
両社の定時株主総会において当社設立を承認
両社の取締役会で当社設立を決議し、経営統合契約を締結
三共株式会社及び第一製薬株式会社(以下「両社」という。)が、株式移転により完全親会社であ る共同持株会社を設立し、両社がその完全子会社となる経営統合に基本合意
第一三共株式会社のAI業績分析レポート(2026年度)
第一三共 (4568)|2026年3月期 業績レポート
数字
ハイライト
見通し
来期 売上 2兆2,800億・営業利益 3,150億(+37.5%)、R&D一服+エンハーツ拡大で大幅回復。
医薬品の企業一覧
第一三共株式会社と同じ「医薬品」セクターの企業
医薬品の業種別ランキング
第一三共株式会社が属する「医薬品」内での各指標ランキング