デジタルグリッド株式会社(350A)の決算・業績分析
デジタルグリッド株式会社の2025年有価証券報告書をAI分析。売上高61.5億円。営業利益26.1億円。電気・ガス業。
目次
デジタルグリッド株式会社の2025年度 業績サマリー
デジタルグリッド株式会社(証券コード: 350A)の2025年度決算・業績分析。売上高は61.5億円。営業利益は26.1億円。純利益は18.7億円。有価証券報告書を基に、業績変化の要因・リスク・見通し・セグメント構成を AI が分析しました。
デジタルグリッド株式会社の従業員数(提出会社単体)は79人、 平均年収は983万円、平均年齢40.8歳、平均勤続年数3.1年です。平均年収は有価証券報告書の提出会社(単体)ベースで、持株会社の場合はグループ全体の平均と大きく異なることがあります。
デジタルグリッド株式会社の役員一覧(取締役・執行役員)
最新の有価証券報告書に記載されている役員(上位9名)。
| 役職 | 氏名 | 所有株式数(株) |
|---|---|---|
| 代表取締役社長 CEO | 豊田祐介 | 337,000 |
| 取締役CFO | 嶋田剛久 | 163,000 |
| 取締役COO | 近清拓馬 | 225,000 |
| 取締役CTO | 黒川達也 | 50,000 |
| 取締役 | 井上龍子 | - |
| 取締役 | 大槻陸夫 | - |
| 常勤監査役 | 井野好男 | - |
| 監査役 | 木村幸夫 | - |
| 監査役 | 左合秀行 | - |
デジタルグリッド株式会社の従業員数・平均年収・平均勤続年数の推移
有価証券報告書の「従業員の状況」に基づく年次推移(直近1年)。 従業員数・平均年収は提出会社(単体)の値です。 持株会社の場合は本社人員のみが集計対象となるため、グループ全体の平均年収とは大きく異なることがあります。
| 年度 | 従業員数 | 平均年齢 | 平均勤続年数 | 平均年収 |
|---|---|---|---|---|
| 2025年度 | 79人 | 40.8歳 | 3.1年 | 983万円 |
デジタルグリッド株式会社の大株主・株主構成
最新の有価証券報告書に記載されている大株主(上位10名)。
| 順位 | 株主名 | 所有株式数(千株) | 所有比率 |
|---|---|---|---|
| 1 | 株式会社東芝豊田祐介 | 833,320 | 12.91% |
| 2 | 株式会社FD | 337,000 | 5.22% |
| 3 | WIL FUND Ⅱ,L.P. | 333,430 | 5.16% |
| 4 | (常任代理人 大和証券株式会社) | 333,400 | 5.16% |
| 5 | 合同会社OTS | 250,000 | 3.87% |
| 6 | 東急不動産株式会社 | 250,000 | 3.87% |
| 7 | フーバー・インベストメント株式会社 | 233,330 | 3.61% |
| 8 | 近清拓馬 | 225,000 | 3.48% |
| 9 | 濱田英之 | 219,200 | 3.39% |
| 10 | MSIP CLIENT SECURITIES(常任代理人 モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社) | 190,500 | 2.95% |
デジタルグリッド株式会社の事業内容
デジタルグリッド株式会社(E40505) 有価証券報告書 3【事業の内容】 当社グループは、当社及び子会社1社により構成されており、「エネルギー制約のない世界を次世代につなぐ」こ とをビジョンとして掲げ、DGPの提供による「電力プラットフォーム事業(以降、「電力PF事業」)」、「再エネプ ラットフォーム事業(以降、「再エネPF事業」)」、及び調整力事業や脱炭素教育事業の「その他」3セグメントに 分類して事業を行っております。 「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一で あります。 (1)DGPについて (a) DGPの概要 DGP(登録商標第6568939号)は、発電家と需要家が直接取引可能な電力取引プラットフォームです。DGP上 で行われる電力取引は、当社グループが提供する共通の電子契約に基づき締結され、電力取引契約の履行に必 要な需給管理(送電業務)はDGPによって提供されます。発電家と需要家は電力取引に必要な専門知識や機能 を具備することなく、DGPを介して自由な電力取引が可能となります。このように、自由な電力取引の場を構 築することにより、取引参加者に価格発見機能とリスクヘッジ機能を提供しています。 価格発見機能とは、電力の売り手の「販売してもよい価格」と買い手の「購入してもよい価格」をすり合わ せ、取引可能な価格を見つけることができることを指し、公正な価格形成の機能ともいえます。需要家の電力 調達にかかるコストは当社グループの手数料を除き、原価で需要家が負担する仕組みとなっています。当社グ ループはその電力調達コストの原価構造を全て詳らかに開示しており、需要家は電力調達部分に選択肢がある ことが理解できる仕組みとなっております。当社グループはこの調達部分について、需要家に調達オプション があることを提示し、需要家は自らのリスク許容度に応じた電力調達オプションを検討することが可能です。 当社グループは、電力の売り手と買い手がそれぞれの方針によって取引先を決め、電力の取引をすること は、売電量または買電量をすべて市場連動にする場合と比べてリスクが低いと想定しております。売り手は、 発電所の建設費用等を売電収入によって長い期間をかけて回収していきますが、売電価格がその時々の市場価 格によって変動すると費用回収の見通しが立てにくくなり、金融機関からの融資を受けることが難しくなるこ とが想定されます。一方、買い手は、調達したい電力の全量を市場価格連動で購入した場合、市場高騰時に多 額の電気代を支払わなくてはならない可能性があります。売り手と買い手が事前に価格と量、期間を固定した 上で、電気の売買契約を締結することで、市場変動リスクを低減することができ、こうした機能をリスクヘッ ジ機能と呼んでいます。 DGPを利用することで、取引参加者である発電家は、自らが投資・建設・保有する発電所の最適な販路を確 保し、需要家は自らのリスク許容度に応じた最適な電源を組み合わせて調達することが可能になります。電源 の種類に関わらず、取引参加者同士が販売希望価格と購入希望価格をすり合わせていくことにより形成される 約定価格は、発電家と需要家にとって取引の際の参考材料となります。約定価格を参考にすることで、不当に 高すぎる、または、安すぎる取引価格となることを防ぐことができます。このほか、より条件に合う取引相手 を探すための探索コストや取引相手との価格交渉にかかる交渉コストを抑えることができます。 また、両者の取引に際しては、定型化された契約書や複雑な制度に対応したシステムを当社グループが提供 しており、利用者の使いやすさを追求したユーザーエクスペリエンスによって取引コストの最小化が図られて います。 電力は一般的に大量かつ長期に貯蔵することが困難であり、需要と供給を常時一致させることが求められる といった特殊性や社会インフラを支える重要なエネルギー源であるという公共性から、電力の取扱事業者には 専門性が要請されます。従来、こうした役割は主に旧一般電気事業者※に代表されるような大手電力会社が 担っていましたが、東日本大震災を契機とする固定価格買取制度(FIT)の導入や電力小売の全面自由化を含む 電力システム改革により、独立系発電事業者の増加や自社電源を持たない新電力の登場など多様なプレイヤー デジタルグリッド株式会社(E40505) 有価証券報告書 が電力の取扱いを開始するようになりました。需要家向けにも多様な料金メニューが提示されるようになりま したが、依然として「専門家」である旧一般電気事業者や新電力※といった小売電気事業者を通してしか電力
デジタルグリッド株式会社の子会社・関連会社(上位1社)
有価証券報告書「関係会社の状況」に基づく主要子会社・関連会社。
| 会社名 | 区分 | 所在地 | 事業内容 | 議決権比率 |
|---|---|---|---|---|
| デジタルグリッドアセットマネジメント㈱ | 連結子会社 | 東京都港区 | その他 調整力事業 (蓄電池の開発、保有 及び運営) | 100.0% |
デジタルグリッド株式会社の沿革(21件)
有価証券報告書「沿革」セクションから自動抽出し、内容からM&A・新事業・国際展開などのカテゴリを推定して色分け表示しています。
東京証券取引所グロース市場に株式を上場 EDINET提出書類 デジタルグリッド株式会社(E40505) 有価証券報告書 ※用語説明 項番 用語 用語説明 電力の売り手と買い手を直接取引する「Peer to Peer(ピア・ツー・ピア)」を 1 P2P電力取引 用いた相対取引の仕組みのことです。 発電家と需要家との電力購入契約「PPA(Power Purchase Agreement)」の形態 です。「オフサイトPPA」とは、需要家から離れた発電家が相対で長期契約を直 接結び、太陽光発電設備で発電された再エネ電力を長期・固定単価で調達する方 オフサイトPPA 法です。 2 フィジカルPPA オフサイトPPAは、需要家への提供価値に応じて大きく「フィジカルPPA」と バーチャルPPA 「バーチャルPPA」の2つに大別されます。フィジカルPPAは再エネ発電所で発電 された電力と環境価値をセットで需要家に届ける手法で、バーチャルPPAは電力 と環境価値を切り離して考え、環境価値のみを需要家に届ける手法です。 一般送配電事業者が保有する送配電ネットワークを使用して、工場等に自家用発 電設備を保有する需要家が当該発電設備を用いて発電した電気を、別の場所にあ 3 自己託送 る当該需要家や当該需要家と密接な関係性を有する者の工場等の需要地に送電す る制度のことです。 再生可能エネルギーなど非化石電源の「環境価値」を取引するために証書にした ものです。非化石エネルギーからつくられた電気には、電気としての価値以外 4 非化石証書 に、「二酸化炭素を排出しない」という環境価値があると考えることができ、こ の環境価値があることを証明し、電気とあわせて売買の対象となります。 特定卸供給事業を行うにあたり必要な届出のことです。アグリゲーター(特定卸 アグリゲー 供給事業者)は、英語の「aggregate(「集約する」の意)」を由来とし、発電 5 ターライセン 家が持つエネルギーリソースを束ね、需要家と電力会社の間に立って、電力の需 ス 要と供給のバランスコントロールや、各発電家のエネルギーリソースの最大限の 活用に取り組む事業者を指します。 再生可能エネルギーの「エネルギーそのものの価値」に対し、「再生可能エネル ギー電源によって生み出されたことによる付加価値」のことを「環境価値」とい 6 環境価値 います。化石燃料や原子力などの従来のエネルギーと再生可能エネルギーからの 電力は、「電気」としては同じですが、再生可能エネルギーの方には電力に加え て先述の環境価値が加わる点が違いです。 「フィードインプレミアム(Feed-in Premium)」の略称で、FIT制度(固定価格 買取制度(Feed-in Tariff))のように固定価格で買い取るのではなく、再エネ 7 FIP制度 発電事業者が卸市場などで売電したとき、その売電価格に対して一定のプレミア ム(補助額)を上乗せすることで再エネ導入を促進するものです。
蓄電池のアグリゲーションサービス開始
蓄電所の開発・保有・運営と、これらに関する出資(共同投資を含む)行うため、デジタルグ リッドアセットマネジメント㈱(連結子会社)を設立
バーチャルPPA特化型マッチングプラットフォーム「RE Bridge」をリリース
企業向けの脱炭素教育サービス「GX navi」をリリース
FIP制度※7を利用したバーチャルPPAサービス「GPA」をリリース
「Green Purchase Agreement(GPA)」の特許取得(「環境価値※6取引対価算出装置、環境価値 取引対価算出方法および環境価値取引対価算出プログラム」第7266259号)
2022年4月の特定卸供給事業者(アグリゲーター)制度開始に伴い、アグリゲーターライセン ス※5を取得
東京都千代田区から東京都港区へ本社を移転
非化石証書※4代理調達サービス「エコのはし」をリリース
DGPを通じた自己託送サービスの提供開始
DGPを通じたオフサイトPPAサービスの提供開始
DGPの特許取得(「電力取引システム、電力取引方法および電力取引プログラム」第6782479 号)
需要家主体で電力取引ができるDGPを商用リリース
に発電家と需要家が直接取引可能な電力取引プラットフォームである 「デジタルグリッドプラットフォーム(以降、「DGP」)」をリリースいたしました。その後、DGPは、オフサイト PPA※2や自己託送※3へと活用の範囲を広げ、現在に至っております。当社グループの事業の変遷は次のとおりで あります。 年 月 概 要
DGPを通じて電力取引運営のために必要な許認可(小売電気事業者登録)を経済産業省資源エネ ルギー庁より取得
環境省実証事業にて「ブロックチェーン技術を活用した再エネCO2排出削減価値創出モデル事 業」を実施
環境省実証事業にてP2P電力取引実証事業を実施
デジタルグリッド㈱に社名変更
デジタルグリッドプラットフォーム㈱(現当社、資本金3百万円)を東京都千代田区に設立
に設立いたしました。 発電量が不安定であるなどの課題を抱える再生可能エネルギーを「使いこなす」ための取り組みを行う中、2018 年に環境省からの委託を受けてP2P電力取引※1の実証事業を開始いたしました。当社は、本実証事業を通して 行った様々な仮説検証を踏まえ、
電気・ガス業の企業一覧
デジタルグリッド株式会社と同じ「電気・ガス業」セクターの企業
電気・ガス業の業種別ランキング
デジタルグリッド株式会社が属する「電気・ガス業」内での各指標ランキング